エレベーターの怪しい乗客

暮らし

Photo by Elena Mozhvilo on Unsplash

このたび、ショートコラムも載せることになりました。規模は小さくても充実したコラムを書けるよう頑張ります。ショートコラムの第1号は、エレベーターに現れた怪しい乗客の話です。

どこでかは忘れましたが、ある夫婦の書き込みが流れてきました。エレベーターを待っている間に起きた出来事で、怪しい男に遭遇したというのです。

書き込み主の夫婦は、その場に居合わせた白杖の女性と一緒にエレベーターを待っていました。女性が前に並んでいたので、扉が開くとまず女性から入ります。すると、夫婦の後ろから怪しい男が割り込み、夫婦を拒むように閉めるボタンを連打し始めました。

男の目的を察した書き込み主は扉が閉まらないよう妨害し、女性をエレベーターの外へ連れ出しました。男は恨めしそうに一人エレベーターに乗って行ったのでした。後から割り込んでおいてエレベーターから追い出そうとするのはあまりにも不自然な挙動ですね。

白杖の女性とエレベーターで二人きりになろうとしたのは、痴漢目的の可能性が高いです。障害者の女性は性被害リスクが健常者に比べて大きいのですが、とりわけ視覚障害者は狙われやすいそうですね。書き込み主はそれを知っていたのと、男の不自然すぎる挙動から、防ぐことが出来たというわけです。

ちなみに、痴漢目的での挙動と察しがつかなかった反応も少なくありませんでした。書き込み主にも説明不足の面はあったのですが、「いちいち書いてやらないと分からないオスどもは~」などと便乗した男性叩きが湧いてきたのですが、それはまた別の話です。

遥けき博愛の郷

遥けき博愛の郷

大学4年の時に就活うつとなり、紆余曲折を経て自閉症スペクトラムと診断される。書く話題のきっかけは大体Twitterというぐらいのツイ廃。最近の悩みはデレステのLv26譜面から詰まっていること。

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