甘いものが食べたくなるときは……
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こんにちは、SHOです。今回は「甘いもの」について、皆さまに情報をお届けいたします。
さて、皆様は甘いものがお好きでしょうか?……私はとても大好物です。ですので、「甘いものが食べたい」と思うことがしばしばあります。
もし最近「甘いもの」が食べたいと思ったことがありましたら、以下の症状だったり、重要なサインだったりするかもしれません。ぜひ、参考にしてみてください。
「マグネシウム」の不足
まず疑うのは、マグネシウム不足です。特にアルコールを摂取すると、マグネシウムの排出量が増えるので、そもそも体内に少ないマグネシウムの補充に注意しなければなりません。
このマグネシウムが関わる身体の働きとして、タンパク質の合成、神経伝達、筋収縮や血圧調節といったものが挙げられます。
もしマグネシウムが不足すると、神経・精神疾患や低カルシウム血症といった病気に繋がる場合があります。
そこで、おすすめの食べ物として「がんもどき」や「さば」、アーモンドやカシューナッツといった「ナッツ類」があります。特にナッツ類は含有率がとても高く、効果的なので、ぜひおすすめです。
「セロトニン」の低下や不安定
「疲れていると甘いものがほしくなる」という話を、一度は耳にしたことはありませんか?
これは、脳内神経伝達物質である「セロトニン」が深く関わっているといわれています。
甘いものを食べると、セロトニンとドーパミンが分泌され、一時的に気持ちが落ち着くことがあります。しかしこれらの量はとても少なく、すぐになくなります。すると、イライラや疲労、不安感が再度発生し、それらを和らげようとまた甘いものに手を出してしまいます。これを繰り返しすぎると、脳内のセロトニンの量が少なくなっていき、最悪の場合「糖中毒」になってしまいます。
この甘いものというのは、特に「砂糖」を多く使っているものが当てはまります。砂糖は吸収が早く、血糖値の値を急激に変化させやすいので、セロトニンの量を不安定にさせやすいのです。
そこで、疲れを感じて甘いものを食べたくなったときのおすすめの食べ物は、「果物」、「ハチミツ」です。果物は糖分だけでなく、食物繊維や水分も多く含まれ、腹持ちが良いため、食べ過ぎ防止に繋がります。またハチミツは、数種類のビタミン、酵素、アミノ酸やポリフェノール等、様々な成分が含まれており、抗菌作用により風邪のひき始めにも効果があるといわれているのです。
他にも、日光浴や運動、規則正しい生活によって、セロトニンの量を増やすことができるとされています。
寝不足
筑波大学の研究グループが、「寝不足」が甘いものを食べたくなる欲求を引きおこしているということを明らかにしました。(リンクは下記に掲載)
この研究によって、レム睡眠(夢を見やすい浅い睡眠)の時間が少ないマウスが、ショ糖、脂質ともに接触量が増加したことが確認されました。
つまり、甘いものをはじめとした高カロリーなものを食べたくなるのは、睡眠時間が少ないことが原因だと裏付けられたのです。
もし甘いものが欲しくなっている自分に気が付いたら、生活習慣を振り返ってみるといいかもしれませんね。
筑波大学「寝不足はダイエットの敵~睡眠時間が足りないと甘いものがほしくなる理由」
https://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201612071400.html(2016年12月7日)
皆様、いかがでしたでしょうか?甘いものが好きで、たびたび欲しくなりますか?それは、ただの甘党ではなく、このような原因からくるものなのかもしれません。もしよければ、周りの方にもぜひお伝えください!
ご精読、ありがとうございました!