セントジョーンズワートとは?うつの改善が期待されるハーブ
暮らしセントジョーンズワートとは?
セントジョーンズワートはハーブの一種です。
・名称:セイヨウオトギリ
・英語名:St. John's wort
・効果:主に軽度から中度のうつ病、更年期障害,自律神経失調症,不安神経症などに効果があるとされています。
・副作用:報告されている最も一般的な副作用は胃腸症状、目まい、けん怠感など。
・相互作用:他の薬と併用する場合は重大な副作用がでる場合があるようです。飲む前には必ず医者に相談してください。
「相互作用にについて」 厚生労働省ホームページ
どうして効果があるのか?
うつ病やうつ症状がある人は、脳内でノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミンといった神経伝達物質と呼ばれるものが少なくなっています。抗う薬剤はこの物質を増やす薬ですが、セントジョーンズワートには同様の効果が認められているからです。
どんなところで使ってるのか?
様々な研究がなされている中、セントジョーンズワートは従来の抗うつ薬より副作用が少ないという研究結果が多く発表されています。
当然、効果はないという論文もあります。しかしながらハーブの研究が進んでいるドイツなどの数か国では積極に取り入れて、軽度のうつに対して従来の抗うつ薬ではなく、セントジョーンズワートを処方されている率が多いそうです。
まとめ
セントジョーンズワートというハーブは現在、日本国内でもサプリメントやハーブティーとして気軽に購入できます。「薬は嫌だ」と言う方でもハーブティーとしてならというように、薬より敷居が低いのではと思います。
相互作用の項目で書かせてもらったように「自分には合わない」と言う方もいらっしゃるかもしれません。ですが医者と相談してみる価値は十分あると思いますし、軽く気分が沈んだ時に気軽に改善できる手段があれば、それだけで気分が軽くなるんじゃないでしょうか。
参考文献
サプリメントラボ
http://www.mit-japan.com
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org