私が実践しているストレスコーピング③~自然の力を借りる
暮らしストレスコーピングの概要…ストレスコーピングとは?余分なストレスは排除しよう
我々が住んでいる惑星、地球。人間はこの地球の環境に適応することができた為、今日まで生きてくることができました。
裏を返すと、この地球の特徴を最大限に利用すると、ストレスを軽減させることができるのかもしれません。この自然の力を使ったストレスコーピングの方法を、いくつか紹介したいと思います。
①外の空気を吸う
人が多い職場や、冬場暖房が入っていて空気がよどんでいる職場などにいると、少なからずストレスは感じる事があると思います。そのような場所にいる人はきっとこう思います。
「新鮮な空気が欲しい」「酸素が欲しい」
ではそれを求めに行けば良いと思います。
窓が開く職場なら窓を開けて新鮮な空気を入れるだけでも違いますし、それで状態が変わらなければ、その部屋から離れたり屋外に出たりして、空気を吸うと、少しはリラックスし、その後の業務についても遂行できると思います。
休日には森林浴や滝などを見て癒しを求めると、さらに効果は絶大と思います。
逆に酸素が薄くなると、過呼吸になるなどしんどくなるので、そうなる前に深呼吸するとよいでしょう。
(参考)障害者ドットコム「CO2が脳の機能(意思決定)に与える影響」
②日光を浴びる
まず始めに、以下の記事をご参照ください。
障害者ドットコム「人生は捨てたものではない!~うつ発症後の体験談④」
うつになるとどうしても生活リズムが乱れる傾向にあります。それは睡眠が浅くなったり、あるいは全く寝ることができなかったりするのが要因だと思います。それが原因で社会からかけ離れていき、自分自身だけで抱え込むという負のサイクルが生じます。勿論ストレスもたまります。
ではそれを解消するにはどうすればよいのか。それは日光を浴びる事です。
皆さん朝起きた時を想像してみて下さい。目をこすりながらカーテンを開けたら、眩しい朝日が目に映ります。そうなると気持ち良いですよね。これはあなたが感覚的に思うことだけでなく、有効な資料として提示されております。
また最近「冬季うつ」という言葉があります。冬は夏に比べ日照時間が少ないですが、端的に言えばそれが原因で気分が落ちこむということです。要するに「いつ日光を浴びたか」も大事ですが、「どれだけ日光を浴びたか」も大事だということです。
天気が悪い時にそれができないのが残念ですが、天気が良い日は、家のベランダやバルコニーでも良いので、1歩でも外に出て日光を浴びるとよいと思います。
>③外に出る(ポケモンGOの活用)
以上2つに共通する事は、自然の力を借りるということの他に、「外に出る」と言う行為です。2016年に一大ブームとなった「ポケモンGO」、これが(注1)うつなどの改善に効果があるかもしれないという専門家もいらっしゃいます。他方で、(注2)正規雇用者で実験を行なった結果、科学的根拠がないという研究結果もございます。うつ症状の重さや引きこもり期間の長さも関係あるかもしれませんが、上記2項目を考慮すると少なからず、うつとポケモンGOの関連性もありうると考えます。
まとめ
地球は決して住みにくい場所ではありません。人間が地球の環境に合わせて進化してきたなのかもしれませんが、少なくとも「順応」することができると思います。その「人間の特性」を生かして、ストレスと上手く付き合うということもストレスコーピングだと考えます。
参考文献
T-PEC健康ニュース「朝日を浴びて体内時計をリセット」
http://www.t-pec.co.jp
NIKKEI STYLE「冬季うつ、光はいつ浴びるかより「浴びた量」が大事」
https://style.nikkei.com
〔ポケモンGO関連の記事〕
Engadget 日本版「『Pokemon GO』はうつ病や不安神経症を改善 精神医学の専門家が語る」
http://japanese.engadget.com
朝日新聞デジタル「ポケモンGO、労働者のストレス軽減 初の科学的検証」https://www.asahi.com