薬の大量摂取〜2日間パーキンソン病みたいになりました。

統合失調症

出典:www.photo-ac.com

当時の私は、統合失調症と診断され休息として家に引きこもっていました。不安定の時期で私は、判断力が低下し死にたいという衝動に駆られていました。それで20〜30錠のおそらく(当時の記憶が曖昧だったから)エビリファイを一気に服薬しました。しばらくして体調に変化が現れました。

パーキンソン病とは

パーキンソン病になると、このドパミン神経が減少し、ドパミンが十分につくられなくなります。その結果、運動の調節がうまくいかなくなり、体の動きに障害があらわれます。
主な症状
①動作に支障がでる・・・歩く速度が遅い。歩幅は狭い。腕のふりが小さい。
②手足が震え・・・安静している時に、手や足に細やかな震えが生じる。
③筋固縮・・・腕や足を動かそうとすると、関節がカクカクと抵抗を感じられる。
④バランスがとれない・・・重心がぐらついた時に、姿勢を立て直すことができずに、そのまま倒れる。

エビリファイの効果

脳内のドパミンに作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、不安定な精神状態を安定させるとともに、やる気がしない、何も興味が持てない状態を改善させます。また、抑えることのできない感情の高まりや行動などの症状を改善します。

実際に起きたこと

大量の服薬によりドーパミンに影響を受けて、パーキンソン病みたいになりました。主な症状は、筋固縮と手の震えでした。最初は、顎が横にずれたまま動かしづらくなり、次は首が動かしづらくなりました。このように、脳に近い部分から遠い足にかけて徐々に動かしづらくなりました。また、じっとしていても足をつる時の痛みが続きました。主に上半身に影響がありました。2日かけてこの症状が続きました。だんだんと痛みが強くなり、だんだんと痛みが引いてくる体感を受けて、薬の影響を実感しました。私が薬の大量摂取を行ってしまったのは薬を定期的に飲めていなかったからです。その当時は、主にうつ状態が出ていたからです。

私は家族に相談できず一気に崩れました。家族から見れば、私がいきなり精神障害者になったので、どう接すればいいかわからなくなったそうです。そのため、距離ができてしまい。薬の飲み忘れに気が付きませんでした。だから、しばらくの間は薬の管理を家族も一緒にするのがよいと思います。

統合失調症の方の多くは自立した社会生活を送れています。ですので、最初はこれならできるだろうと判断せずに、周りの人たちにフォローをしていただくことが大切です。

参考文献

エビリファイ錠 – くすりのしおり
http://www.rad-ar.or.jp

パーキンソン病の診断と治療って?
http://www.nmp.co.jp

統合失調症ナビ
http://www.mental-navi.net

まくら

まくら

大学生の頃に統合失調症と診断されました。引きこもり、精神病院への入院、退院後は自立訓練(生活訓練)を経て、現在は、就労移行支援所へ通所しています。長期就労へ向けて日々努力しています。私は自己表現に苦労しています。この機会に少しでも上達できるように頑張ります。夢は小さい頃のようにぐっすり眠れることです。

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