精神障害のある僕が今の状態に至るまで
その他の障害・病気僕は、神経精神科へ通院するまで、病気を自覚していませんでした。次から次へと転職を繰り返していた事と、生活習慣の乱れがあった事から、親に精神病院へ連れて行かれ、初めて自分の精神に異変がある事に気づきました。過去を振り返ると、高校・大学の頃は、朝から普通に通学し、規則正しい生活を送っていたのですが、大学卒業後、就職が決まらなくて、約1年間働かない期間があり、そこから徐々に不規則な生活習慣になっていきました。
最近の出来事で、自分が精神障害であることを決定的に自覚したのは、3年前に夜行バスの会社の事務職で、解雇にされた原因が「周りとのコミュニケーションが出来ていない」という事です。休む事なく出勤し、真面目に仕事へ取り組み正確・丁寧に業務が出来ていたと思いますが、簡単な雑談や積極的に自分から話す事が出来ていないということで、解雇にされた時は悔しかったです。そして、通院していた神経精神科の先生から「障害者手帳を取得する?」と言われた時は抵抗感がありましたが、自分の現状を踏まえれば、仕方がないかと諦めがつきました。
友人たちが立派に仕事をして人生を送っているので焦りがありますが、一つずつ段階をクリアしていきながら、今後の自分の人生を慎重に見極めていこうと考えています。いつか自分が過去のように規則正しい生活習慣を送れるようになり、就職して自立可能な状態になれば、障害者手帳を返却しようと考えています。何とかして現状を打開したい気持ちが、日々強くなっています。
そのような中、昨夏から就労支援の事業所へ通うようになり、様々な支援が受けています。パソコンのスキルだけではなく、生活習慣改善に向けての取り組み方法や対策、課外活動等充実したプログラム内容で充実しています。ここでは、主に発達障害の方々を対象にして、僕のような境遇に置かれている方が通所しています。自分の苦手なプログラムで、他の利用者の方々と協力しながら取り組んでいき、完成した作品を見た時には、やりがいや達成感を感じています。ある程度、生活のリズムが出来つつありますが、まだまだ朝に弱いので、生活を見直し、色々と試行錯誤しながら解決していきたいです。そして再び健常者としての自信を取り戻したいのが本音です。事業所の職員の方々からは、障害者枠での就職を勧められますが、自分の中にはプライドがあり、今までと同様に一般雇用者枠での就職を目指しています。適切な睡眠時間の確保とやる気・集中力を長時間維持しながら、今の事業所を有効に活用して就職に向けて準備していきたいです。
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