うつ病から立ち直るために私が取り組んだこと

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「何のためにうつ病になったのか」を考え、そこから得た私なりの思い、情報等をお伝えしたいと思います。今回は私が実践している「うつ病」から立ち直るための取組みについてお伝えしたいと思います。

出来ていた事が出来なくなっている現実を知る

就労移行支援事業所で様々なプログラムを受講するなかで、「うつ病」の障害特性と服薬の影響により、思考力や集中力が低下しました。いわゆる「頭の回転が遅くなった」ような状態である事に気付き、自信喪失状態になりました。

これまで法人営業、企画開発、契約書改定等の業務をこなしていましたが、以前のような思考力、創造力が浮かばなくなっている事に気付きました。そして、出来なくなった事が出来るようになるかといった感情が湧き上がり、自分の強みが解らない状態にもなりました。

出来る事を探すために取り組んだ方法

私が通所している就労移行支援事業所では、10冊以上のプログラム冊子が提供されました。持ち帰る事も可能であった事もあり、プログラム作成者の意図、問題点に気付き、課題に対して解決するアイディアが浮かぶのか意識して読んでみる事にしました。「うつ病」になって好きだった本が読めなくなっていた私には、気が重くなる作業でしたが、自分の現状を知るために必要であると覚悟を決めて取り組みました。

取組みにより得た行動という希望

約1か月かけてこの大量のプログラム冊子を5回読み込む事により、最初は1冊の中でプログラム項目単位でしか気付かなかった問題点や課題が1冊単位で気付けるようになりました。また、課題を解決するアイディアが僅かでも浮かんで来た事は、自分の現在地を知る意味でも役立ちました。また、出来なくなった事もやり方次第では回復する事に気付けた点は、希望に繋がりました。

「うつ病」を発症された皆さんは、程度の差があると思いますが、思考力や集中力が低下し、いわゆる「頭の回転が遅くなった」ような状態になり、如何したらよいのかわからないといった経験をされるのではないでしょうか。そんな「うつ病」を発症された皆さんに、私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。

バブルリング

バブルリング

53歳で妻と2人の子供と暮す4人家族の父親です。2017年4月に激務の果てに「うつ病・不安障害」を発症しました。現在では、症状も安定し就労支援事業所へ通所、「何のためにうつ病になったのか」を考えなら家族を含め沢山の方に支えられ、生かされている事に感謝し、日々を過ごしています。趣味は風景写真と沖縄旅行で、撮り貯めた写真を観る事で癒されています。

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