発達障害ゆえのこだわり?~戸惑いを覚える4つのこと
暮らし発達障害のある私が戸惑う4つのこと
私には小学生の頃から戸惑いを覚える場面や物が4つあります。それらは、ほとんど解消されることはなく今も続いているものばかりです。まず1つ目の苦手は、小学校の同級生の特に同性の中で起きる現象です。例えばAさんという人がいて、ある日のAさんはBさんとても仲良く遊んでいます。しかし別の日にはAさんはBさんの悪口を陰で言っている。この逆もあってある日のCさんはAさんの悪口を陰で言っていたのに、別の日のCさんはAさんと仲良くしているという場面です。2つ目の苦手はお笑い番組。中でも他人をだましたり、辱めたりして笑いを取る場面が出てくるお笑いバラエティー番組です。3つ目の苦手はニュース番組。4つ目はアニメーション。中でも特にギャグアニメです。
戸惑いを覚えることの共通点
これらには私なりの共通点があります。それは、辱められ、だまされ、おとしめられるかもと私が考えてしまう場面や情報が入っているという共通点です。
1つ目は、自分が仲良くしている人が陰で自分の悪口を言って自分を辱めるかもしれないと感じて戸惑うのと、陰で悪口を言いながら私とは仲良くして私をだますかもしれないと考えて戸惑うのの両方をいっぺんに危惧して戸惑います。
2つ目は、番組に出ているタレントと呼ばれる人たちはが他人を騙して笑いを取ったり、辱めたてそうする場合、お金の為なら他でもそういう事をする人たちなのではないかと危惧して戸惑ってしまいます。しかもその番組を面白いという人は少なく無いので番組を見る人が自分の近くにいるとその人も私を騙したり、辱めたりすることを許容する人かもしれないという風に考えて番組を見る人と同席することにも戸惑うこともあります。
3つ目は、ニュース報道される内容は殺人(殺すこと)、詐欺(騙すことや欺くこと)などが多く見聞きしているだけで戸惑います。
4つ目は、漫画やアニメには作者がいると思いますが、私は「作者にとって登場人物は彼らの子どものようなもの」と思っています。ギャグアニメの登場人物たちは辱められたり、愚かしい行動をしたりする印象が私にはあって、それを見ていると「自分の子どもたちであるキャラクターたちにそんな行動をさせてまでこの親(作者)はお金を稼ぎたいのか!」と怒りと戸惑いを一緒に感じてしまい、見ることが出来なくなってしまいます。
選択肢が狭まる訳ではない
とはいえ、それは過去のこと。発達障害と診断された今の私は、陰口をいう人や自分と違う考え方をする人、自分がこれまで苦手として来た人に出会った際に落ち込みから回復する考え方を学び実践しています。基本的に「お笑い番組」や「バラエティー番組」は見ません。見ないなら内容を知らずに済みますし、内容を知らなければ番組の話をする人がいても戸惑わないことに気がついたからです。ニュース番組はどうやっても対処できなかったので、家にテレビを置くのを止めて対処しました。ギャグアニメは見聞きしないで対処すると、お笑い番組と同じでその番組を見る人から話を聞いても戸惑いません。世界には私のような人もいる。それをシェアしたくて、私は言葉を発信しています。