何でも「自分が関係していて全て自分が悪い」と思っていた私の自己関連付けが始まった原因と対処法
暮らし何かトラブルが起こると、「自分が関わっていて全部自分が悪い」と思い込む時期がありました。最近はそこまで酷くはないですが、まだ少し思う時もあります。就労移行支援事業所に通い始めてから、これが「自己関連づけ」だと知り、修正方法を学びました。今回は、私の自己関連付けが始まった原因と、対処法を紹介したいと思います。
自己関連付けとは
自己関連付けとは、「問題が起きた時、根拠がないのに、全て自分の責任と考えてしまうこと」だと学びました。私の具体例を挙げると、大学時代のサークルでトラブルが起きた時は、全部自分が悪いと思い込んだりしました。他にも、友人同士が喧嘩をしていると、自分が原因だと思ったりもしました。これらの事には、私が原因である根拠はなく、仮に悪い部分があったとしても、全てが私の責任かどうかは分かりません。ですが、原因は自分にあり、トラブルの責任は全て自分にあると思い込んでいました。
自己関連付けが始まった原因
自己関連付けが始まった原因は、小学生の頃のトラウマにあると思っています。ある時、クラスメイトと喧嘩をした事があります。クラス全体で話し合いが行われました。その場で私は、自分は一切悪くないと強く主張しました。自信もありました。本当に悪くないと思っていたのです。ですが、クラスで話を進めるうちに、私が悪かったことが分かりました。クラス全員から責められた光景は、今でも忘れられません。この件に関しては、私が悪かったです。それよりも私は、「自分が全く悪くないと自信を持っていたことに、間違いがあったこと。」に強いショックを受けました。自分の考えに対して、自信が持てなくなりました。それ以降、自分が関わっていないとわかっていても、自分の考えに自信がないため、何でも「実は自分が関係しているのではないか?」と思うようになりました。中学2年生で障害が発症してからは特に酷くなり、周りでトラブルが起こると「僕が関係している?」とよく周りに聞いていました。そこから最終的には、何かトラブルが起こると、「自分が関わっていて全部自分が悪い」と思い込むようになりました。このような部分には、私の強迫性障害も少なからず関わっていたと思います。
学んだ修正方法
幾つかの方法を学びました。その中でも自分が使っているものを紹介します。「結果には様々な要因があることを認識する」「事実を分析する」「情報収集をする」の3点です。「結果には様々な要因があることを認識する」に関しては、トラブルが起きた時、例え自分が関係していても、全てが自分1人の責任になる事はなかなか無いという事です。「事実を分析する」「情報収集をする」の2つに関しては、「自分が関わっていて全部自分が悪い」と思い込む前に、分析や情報収集をしてから、判断するという事です。どれも当たり前の事だとは思うのですが、この当たり前の事が以前の私は出来ていませんでした。
私にとって、自己関連付けのピークは障害を発症した中学2年生でした。そこから徐々に、自己関連付けは弱まっていきました。ですが今でも「実は自分が関わっているのではないか」と思う事はあります。そういった時は、学んだ修正方法を思い出します。最近は、何かトラブルが起こっても、「全てを自分の責任にする事の方が難しいのでは?」と思うようなりました。