うつ病に効く!ヨガの効果
スポーツヨガというと、どんなイメージをお持ちでしょうか?「ストレッチ?」「教室に通わないとできないもの?」「なんだか難しそう」人それぞれ違うと思います。ですが、ヨガは難しいものではなく、誰にでもできる身近な有酸素運動で、わたしは「ストレッチ+深呼吸」という柔らかいイメージを抱いています。
わたしはうつ病を発症する前から、ヨガ教室に1年ほど通っていましたが、今もなお自宅でYoutubeなどの動画を見ながら週1回60分ほどヨガを継続して行っています。今では、わたしの大事なリラックスタイムとなり、体調安定にかかせないものとなってきました。もちろん「ヨガが好き」という気持ちもあって続けることができましたが、現在2年ほど継続してみて、ヨガはうつ病に効果があると実感しています。
なぜ、うつ病にヨガが効く?
うつ状態にある方は、緊張や興奮など交感神経が優位になっていることが多く、ヨガをすることによって、副交感神経を優位にすることができます。そうするとリラックスした状態になり、緊張を和らげることができます。また、ヨガの基本の呼吸は腹式呼吸です。人は横になって寝ているとき、自然と腹式呼吸になっているので、あまり難しく考えず、お腹に空気を入れて吐き出す、というイメージでやってみてください。腹式呼吸にはセロトニンの分泌を活発にするという効果があり、眠りが深くなったり、免疫力の向上にも繋がります。
効果① 睡眠の質がよくなる
ヨガを寝る前に行うと、リラックスした状態で眠りにつくことができるため、自然と睡眠の質も良くなります。わたしがいちばん眠りやすいと実感したのは、入浴後にヨガをした後、ヒーリングミュージックを聴きながら眠りに就くといったスタイルです。最高にリラックスできます。わたしの場合、朝起きたときの疲労感が改善していて、悪夢を見ることも少なくなりました。睡眠の質が良くなると、頭がすっきりして日中も過ごしやすくなりますよ。
効果② 気分が安定する
気持ちが焦っていたり、落ち着かないときは、一度自分と向き合う時間を作りましょう。ヨガをする時はポーズをとりながら深い呼吸をゆっくりゆっくりと行います。それによって、心身ともにリラックスし、徐々に気持ちが前向きになります。心も身体も柔軟になるなんて、一石二鳥ですよね。
効果③ 体力がつく
ヨガをすることによって、体幹が鍛えられ、疲れにくい体へと生まれ変わります。わたしの場合は基礎代謝が良くなり、平熱35.8度だった体温が36.0度に上がって、風邪も引きにくくなりました。体力がつくことによって、身体も楽になると同時に、姿勢も良くなります。また、ウォーキングやランニングは雨の日はできませんが、ヨガは室内でできる運動なので、天候に左右されずに続けることができますよ。
継続は力なり
ヨガの効果は、約3ヶ月続けることによって徐々に現われてくると言われています。わたし自身も、継続することによって、効果がでてきたと実感しています。それに加え、ひとつのことを続けているということ自体が、自信にも繋がるのではないでしょうか。わたしはそう思います。最初は、基本の姿勢を身につけるためにヨガ教室に行くことをおすすめしますが、簡単なポーズであれば自宅でもできるので、ぜひ気軽にやってみてくださいね。
参考文献
ヨガはうつ病に効果があるの?
https://www.yoga-plus.jp/yoga_column/yoga_kouka/1297.html
ヨガとプールで泳ぐのではどちらが健康に効果がある?
https://www.yoga-plus.jp/yoga_column/yoga_kouka/3615.html