統合失調症を患う私も苦手な雑談力を鍛える5つのトレーニング
暮らし私自身は必要事項を報告したり、話しかけられたりすればそれなりには会話できるつもりですがなかなか雑談に対する苦手意識は無くなりません。苦手だからと言って放っておいても変われませんので、私も参考文献を見ながら勉強しつつ自身の考えを交えながら雑談力を鍛えるトレーニングを5つ紹介したいと思います。
①相手の一言から連想できるようにする
一人連想ゲームで遊んでみると良いそうです。1990年代に「マジカル頭脳パワー!!」という番組内で行われていた「マジカルバナナ」というゲームを真似るのです。例えば「バナナと言ったら黄色」→「黄色と言ったらレモン」というように、リズムに乗って複数人で行うゲームですがこれを1人で行うことで連想力を鍛えます。個人的には始めのうちはリズムに乗れなくても、ある程度のスピードを持って紙やスマホのメモに書いていくという方法でも良いのではないかと思います。慣れてきたら頭の中や口頭でリズムに乗って連想していくのがより効果的かと思います。
②相手との共通点を見つけられるようにする
相手と自分の共通点を見つけることができれば、雑談を始める前のちょっとした会話のウォーミングアップに役立ちよりスムーズに雑談が進みそうです。相手との共通手を見つけるのは初対面だと難しそうですが、このような場合はどうでしょう?例えば天気について。突然の雷雨に見舞われて傘を持っていなかった時の一言として「突然雨に降られましたね。傘を持ってくるべきでした。」と、自身の失敗談も交えるのも良いかもしれません。このようにトラブルに見舞われると共通点が見つかることも珍しくはないそうです。そして特に少数派である仲間同士は仲間意識も芽生えやすいそうです。例えば少しマニアックな共通する趣味の話題などはとても盛り上がりそうですね。
③相手を褒める・受け入れる練習をする
受け入れるのは始め多少の我慢が伴ったとしても自分の意識でコントロールできるのであまり難しく考えなくてもできそうですが、相手を褒めるのはどうでしょうか?褒めることもそれほど難しく考える必要はなく、まずは見た目を褒めてみましょう。例えば、「お洒落な髪形ですね」「ネクタイ素敵ですね」「そのスーツ似合いますね」などです。「素敵な洋服ですね!どこのブランドの洋服ですか?」など話題を広げることもできます。とにかく見た目に関することでポジティブな発言を心掛けたいです。この褒める・受け入れるという行動は、お互いの距離を縮め、場の空気を和やかにして雑談をするのに有効的といえるそうです。
④相手の話に対して質問できるようにする
雑談は何もペラペラと喋るスキルではなく、その場を和ませ、楽しく短い会話を楽しむスキルのことを指します。自分で話をリードする自信がなかったり、気のきいたことを言う自信がなかったりする場合は相手の話に対して質問する力を培うことで雑談力が鍛えられるそうです。例えば相手が猫の話をしてきた場合、「猫がお好きなのですか?」「どんな種類の猫がお好きなのですか?」「猫を飼っておられるのですか?」などと質問することができます。練習方法として、自分で1つ単語を決めてそれに対して即座に質問できるようにするというような練習を行うと良いそうです。先ほどの猫に関する質問に対して相手が「そうそう猫が好きでね」「猫はやっぱりペルシャですかね」などと返してくれるとまたそこから「猫好きになったきっかけは?」「ペルシャ猫を飼われた経験があるのですか?」などと更に質問を返すことで雑談が進みます。これを繰り返すだけでも立派に会話は成立します。
⑤気になったことや疑問をストックする癖をつける
日頃から新しい情報や疑問を見つけるよう心掛けると良いそうです。スマホや手帳にメモしておくのも良いかもしれません。疑問はあえて自分で答えを見つけずに、相手に疑問をそのまま投げかけるのも面白いかもしれません。
私自身もこのコラムを執筆しながら学ばせていただきました。私もまずは①の連想ゲームから遊び感覚で始めてみたいなと思っています。雑談は職場での円滑なコミュニケーションにも効果的だそうなので、今のうちから練習しておいて就労後に活かしたいと思います。
参考文献
雑談こそ人間関係の基礎?!雑談を極めるための5つの話し方と鍛え方
https://talk-is-design.com