ADHDがルームシェアしてみた

暮らし 発達障害

出典:Photo by Nathan Fertig on Unsplash

1年留年して2020年3月に関西の某大学を卒業した後、先に働いていた大学の友人とふたりでルームシェアを始めることになりました。そのルームシェアもいまや4年目。今回はどうやってわたしたちがルームシェアを続けているか、その様子についてお伝えします。

事の始まり

遡ること2019年12月。友人からとある牛丼屋に呼び出されたわたしは「ルームシェアせえへん?」との言葉に耳を疑いました。君とわたしがルームシェアを?

元々妹さんとルームシェアする予定だったそうなのですが、彼女が就職で東京へ行くことになったそうで、卒業後の目途が立っていないわたしに白羽の矢が立ったようです。……というのは表向きの理由で「オタク同士のルームシェアが楽しそうだったから」とニコニコとした顔でいわれ、拍子抜けしたのを覚えています。

とはいえ、実家に帰らずに関西で就職を決めたかったわたしは、その提案に乗ることにしました。そのまま、あれよあれよという間に引っ越し先が決まり、わたしたちは晴れてルームシェアを始めることになりました。

ADHDと料理

料理に対する関心の強さは人それぞれかと思いますが、わたしは大学時代にひとり暮らしをしていたころから料理が好きで、よく作っていました。

ルームシェアを始めた当初のわたしは、コロナ禍ということもあって就活を見送っており、作業代をもらって同居人の食事を作る仕事のようなものをしていました。それが意外と向いていて、1週間の献立を組むのは大変でしたが、同居人は比較的何でも食べてくれるひとなので、楽しんで料理ができました。

また「ひとつのことに集中する」というADHDの特性が優位に働くことで、わたしの料理で日々の食事を豊かにすることができました。

就労移行支援事業所に通っている現在は、品数は減ったものの料理を継続しており、貴重な息抜きのひとつになっています。

ADHDと掃除

わたしは掃除というものがとんと苦手で、大学時代はたまに郷里の母に来てもらっては掃除をしてもらう生活をしていました。一方で、ハウスダストアレルギーがある同居人は、わたしよりも掃除をするひとではあるのですが「できればやりたくない」と常日ころから豪語していました。

その結果、わたしたちが取り入れたのが「掃除を外注すること」でした。2か月に1回のペースで家政婦さんたちに来てもらい[トイレ+洗面台+キッチンもしくはお風呂]の3か所を掃除してもらっています。

これがとっても助かっていて「お金で解決する」こともたまには必要なんだなあ、と痛感しています。

ADHDと片付け

わたしは生来恐ろしく片付けができません。大学時代もよくモノやゴミで部屋を大変な状態にさせては、母に怒られていました。いまも共有スペースにモノを置きっぱなしにしては同居人にたしなめられています。

先日、たまたまわたしの個室を覗きに来た同居人が、床に溢れかえった洋服の山を見て「……荒らしか?」といい放ちました。荒らしじゃないです。わたしなりに秩序立てて置いてるんです。放っておいてください。

引っ越しした当初「服が多いから大きいほうのクローゼットがいい」と主張して、せっかくその意見が通ってそちらの個室をもらったのに、クローゼットは冬~春物だけでいっぱいだし、引き出し付きのベッドも夏物でいっぱいだし、挙句の果てに床に溢れさせるし……この辺りは気合を入れて片付けるしかないようです。

おわりに

ときに同居人にたしなめられたり、叱られたり、怒られたりすることもありますが、彼女の受容と許容のおかげで何とかルームシェアを続けることができています。これからも同じアイドルを応援したり、おすすめのアニメを教えてもらったりしながら、仲良く生活できたらなあ、と思います。

それはそれとして、掃除と片付けは何とか人並にできるように頑張りたいとも思います。

吏佐

吏佐

文字書きを趣味とするしがないアイドルオタク。

注意欠陥多動性障害(ADHD)

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