発達障がい〜神からの贈り物〜

column1月号 困った人への対処法 人間関係が良好になる考え方(『発達障がい~神からの贈り物~』第110回)

発達障害

UnsplashHans-Jurgen Magerが撮影した写真


『発達障がい ~神からの贈り物~』 第110回 <毎月10日連載>

もう10年以上も発達障害の困りごとへの相談を受けてきたが、その中の圧倒的な問題が人間関係、更には許せない人の存在だと思われる。今回はその辺りについて考えていきたい。

私自身もこの問題には手こずった。20代から30代にかけてはこの問題で多くの失敗を重ね人間不信に陥った。この問題に数年をかけて数百冊もの読書を重ねるなどして学んだ。そしてある時気づいた。

放っておけば良い、と。

例えば人を蔑む人がいたとする。それまでの私はその人に蔑まれて傷つき、蔑まされないように必死に努力して疲弊していった。私の経験では幾ら努力しようが蔑まされなくはならなかった。

そんな人は放っておけば良い。

彼らは蔑むことで優越感を感じ、蔑まされないように努力する人たちの生き血を吸うが如く利用する。そんな人と関わらなければ心も傷つかないし疲弊もしない。彼らの大好物は傷つきやすい人。傷つく姿が彼らの優越感を増大させ、蔑まされないように努力する人たちは彼らのペースにのみ込まれる。

逆に言えば彼らが最も苦手なのは蔑まされされても動じない人ではないだろうか。動じなければ優越感も感じ得ないし相手を利用することもできない、とは考えられないだろうか?

ここで、そういう人たちを正したり諭したり、そういう行いは今の絶対に私はしない。彼らは放っておけばどのみち人間関係を破綻させてしまうのだから。

さて、『放っておく』という言葉について話したい。『放っておく』というとネガティブな印象を持つ人も多いだろうが私はそう感じない。寧ろ
『放っておく』はその人を尊重する言葉だと私は捉えている。注意ばかりする他人に嫌気を感じたことはありませんか?私がやりたいことを尊重してくれて、仮に失敗したとしても自身で反省できる。だから私も、他人を尊重し自身が招いた結果と向き合えば良い、と考えます。

そんな風に他人を尊重し放っておけるようになればノイズに振り回されることもなく自身の生活や目標に集中できるようになり、他人に振り回されなくなることで周りからの一定の評価も得られたように感じます。

人間関係に困っているなら、他人を放っておくという選択肢を心に留めては如何でしょう?人生が見違えるかもしれません。


公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

Kei(ケイ)スズキ

Kei(ケイ)スズキ

★個人学習塾えるすた講師
★いずみハッタツ友の会代表、高知大学農学部卒
★過去職歴:放送ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、カメラマン、道化師、学習塾経営、Webプログラマーなど
★10年の鬱の後に発達障害の診断を受ける。現在はピアカウンセリングサポートにも積極的に関わる。自称『人生を楽しむパイオニア』
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