私って、天然キャラ?それとも発達障害?
発達障害学生時代は天然?それとも…
私は小学生時代、教科書を年1回無くしたり、母からは「何をしても中途半端やねん」と言われてきました。整理整頓も苦手で、机の中やお道具箱の中身にしわになったプリントが数枚入っていることがたまにありました。小学生から人間関係も下手だったと思います。小学校5年生から保育士になりたくてピアノを習い始め、高校も幼児教育科のある短大に進学し授業や実習に励んでいました。中学校から短大までは友人には「天然やな~」とよく言われていました。
社会人~生きづらさの連続~
保育士になってからは臨機応変に動かなければならないのに、自分から質問や指示を確認する事が出来ずにいました。契約社員として勤務するも、1年で契約が終了してしまい、職場が変わることを何度も繰り返してきました。保育士として働いている中で先輩や同僚からの説明を一度で理解できず、聞き返してしまう事が頻繁にありました。昔から自分が決めた事は直ぐに行動に移すのですが、母に「よく考えた?」と言われることもありました。学生時代からは話し出すと止まらないのと聞き役の友人といる時は自分ばかり話してしまい、反省しますが同じことをくり返してしまっていました。自分自身で「学習能力ないのかな?」と悩んだり自分を責めたりする事もありました。
私の性格は人懐こい性格で、世話好き、時にお節介で自分の事が終わっていないのに人の事を手伝ってしまったりして、指摘されたりもありました。ですが、私の長所は「明るく自分から挨拶が出来る」「相手の気持ちに寄り添う」と思っています。毎日門の前で挨拶をしていたら保護者方に温かい言葉をもらえました。「寒いのに大変ですね。いつもご苦労様です。」と言ってもらえたり、体調が優れない日にも笑顔で子どもと保護者に「おはようございます。今日も楽しい事しようね」と声かけしたら、保護者の方から「いつも先生が毎日可愛く挨拶してくれて癒されるわ」と言っていただきました。「私にしか出来ない仕事や、他の職員にはきっと出来ないな」と自信が持てるようになりました。その他にも、別の保育園では私の趣味が手芸と知っている職員がクラス担任に声掛けしてくれたようで、同じクラスの職員から「先生、子どもらにマジックテープの手作りおもちゃ作ってほしいねん」とイメージの指示を受けてアイデアをいくつか出して作業に取りかかったり、生活発表会の衣装や小物作りのお手伝いもさせて頂けました。
まとめ
それなりの悩みはありましたが、天然キャラで友人に突っ込まれ笑顔で過ごしたり、苦手や出来ないをカバーされて周囲から可愛がられた学生時代。自分の苦手や出来ないことで、人と比べて落ち込み悩む日々。自分なりに仕事の方法を工夫してみる、友人に相談する。その中で自分のすべき事を一つ一つクリアしていこう、自分の出来ることをさせてもらえる喜びを感じながら辛さの中に希望の光が見え頑張っていこうと思えました。
発達障害