統合失調症と強迫性障害を吹き飛ばす明るさと風通しを~窓を開けよう!

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出典:https://www.photo-ac.com

私は統合失調症で、友人は鬱病です。この2人が12月に一緒に鹿児島に旅行します。

私は20年くらい前から統合失調症を患っています。10年くらい前からは強迫性障害も患っています。鬱病にもなったことがあります。寝れない日が3ヶ月くらい続き、食欲もなく、何を考えるのもマイナス思考で、死にたいと思ったほど落ち込んでいました。処方されていた薬も全然効きませんでした。ところが、古い薬を整理していて、たまたま以前通院していたクリニックで出されていたジプレキサという薬を見つけました。「そういえば、ジプレキサを飲んだらよく眠れたなあ」と思いだし、試しに寝る前にジプレキサを飲んでみました。そうしたら3ヶ月ぶりに10時間くらい熟睡することができました。目が覚めると視界が良好で気分も清々しく、心身共に軽く感じられて、死にたいという思いはどこえやら、劇的に鬱病は解消されました。

友人も長年、鬱病を患っています。体調が悪い時は家に閉じこもることも度々あります。それでも彼女は週2~3回アルバイトに行っています。フルタイムで働くのは自分には体力的にしんどいらしく、また、何をするのにも自分には無理をしないようにしているようです。

最近、彼女と私の家で食事やティーブレイクをすることが度々ありました。その時に一緒に旅行に行こうと言う話がでました。彼女は大河ドラマにはまっているらしく、鹿児島に行きたいと言います。私は高校の修学旅行で鹿児島に行きました。10年くらい前に1人旅でも行ったことがあります。名物の砂風呂をやってみたくて、熟年女2人で鹿児島旅行に決定しました。

楽しそうに語っていますが、ここまで来るには数々のしんどい思いを解消してきました。私も症状が出てしんどい時は。何をするのも億劫で1人で家に閉じこもっていました。別の友人から一緒にランチに行こうと誘われても行く気にならず、自宅の自室でただぼーっとしているだけの日々でした。でも、思い切って友人の誘いのランチに行きました。美味しい物を食べて久しぶりに人と会って話をしたら、その話の内容が病気に関する暗い内容の話でも、何だか思い切って家を出てきて良かったと思いました。それからは、家の窓のブラインドを毎朝開けるようになりました。晴れの日には窓も開けて風通し良くするようになりました。そうです、明るさと風通しです。窓を開けると気分がすっとしますよ。友人とランチに行くのも風通し、自宅に友人に来てもらってケーキを食べながら話をしたり、時には自宅で友人と一緒にお酒を飲みながら夕食を食べるのも風通しです。ちょっとずつ風通しの回数を増やしていけるようになりました。そして、12月の旅行に繋がりました。

精神疾患のある人は、家に閉じこもり気味になりますが、気持ちは良くわかります。それならまず、カーテンを開けて部屋を明るくしてください。晴れの日には窓も開けて風通しを良くしてください。それだけでも気分が全然よくなります。友人に電話やメールをしてみるとか、友人を家に来てもらって話をする機会をつくるとか、それに慣れたら今度は自分が友人の家にいくとか、思い切って気の合う友人に連絡してみてはどうでしょうか。急には思いきれなくても、そのための風通しです。自分の部屋を明るくしましょう。自分が家から出るのが億劫なら、友人に家に来てもらって、例え1時間でも一緒に過ごしてみるとなんとなく話はできると思います。徐々に風通しの回数を増やしてみましょう。掃除もグットです。部屋をきれいにすると気分がリフレッシュしますよ。

私は、家で1人でできることから始めて、私は友人と一緒に旅行にいくようになるまでに体調が良くなりました。自分と同じ障害者の友達をたくさん作りたいです。そして、一緒に旅行したいですね。私のコラムを読んで共感を持っていただけたら幸いです。

yukoばばあ

yukoばばあ

52歳。30代から統合失調症になる。40代になって強迫性障害も発症する。幻覚、幻聴、妄想状態になり、現実と妄想の区別がつかなくなるが、入院治療と退院後は服薬治療で症状は治まり安定している。強迫性障害は継続中で、すぐに不安になり確認行為が続いているが、少しづつ回復に向かっていると思う。これまでに事務職や相談援助職をを経て、現在人生最後の就職活動中。自分が建てた家の中庭を見ながら過ごす休日に癒されている。

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