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障害・病気2016.10.28

多重人格(解離性同一性障害)とは?その特徴や症状、治療法は

多重人格(解離性同一性障害)とは?その特徴や症状、治療法は

出典:http://www.webpresence.tv


みなさん、多重人格と聞くとどんなイメージが浮かびますか?お酒を飲みすぎると人格が変わってしまうということはあっても、実際に多重人格の人を目の当たりにすると、演技していて、嘘だと思ってしまう人も多いのではないでしょうか?今回は多重人格について紹介します。

多重人格とは



多重人格は、正式には解離性同一障害といいます。多重人格は、耐えられない状況になった時、心のダメージを避けるため、自分のことでは無いように感じたり、その時の感情や記憶を切り離して思い出せなくすることから起きる症状で、この切り離した感情や記憶が別の人格となって出現する障害です。

多くの場合、子どもの頃に受けた虐待やいじめ、事件、災害などのトラウマが原因で起こる自己防衛反応によって、症状があらわれます。


多重人格の特徴・症状



2つ以上の人格が代わる代わる現れます。その時々に現れた人格がその人の意識を支配し、その人物になりきります。その間、他の人格は隠れていて、表に出てくることはできません。

1つの人格から、別の人格に移り変わる時は、突然起こる場合が多く、それぞれの人格は、年齢や性別はもちろん、人種が異なることもあります。他の人格に気づき意識的に代わる場合もありますが、ほとんどの場合は無意識に別の人格が出現します。そのため、自分の知らない間に、自分の趣味ではない服を着ていて、パニックになって悩んでしまう人もいます。


多重人格(解離性同一障害)の治療



多重人格(解離性同一障害)の治療をするには、主人格を正常な状態にして、別人格が出現する必要がない状態にすることが必要です。

多重人格ではないかと疑われる場合は、重大な問題を防ぐためにも、早期に病院で診察を受けることをお勧めします。信頼できる医師を見つけて、安心できる環境の中でカウンセリングを受けながら、根気よく継続していくことが重要です。

主な治療法として、薬物療法があります。多重人格に対する薬はありませんが、抗精神薬・抗うつ薬・抗不安薬など、その人の状態に合った薬を処方することで、改善が期待できます。

多重人格が人生を生き延びていくための手段であると考え、治療を望まず、そのままでいたいと希望する場合もあります。治療を進めていくにあたり、家族や周囲の人たちとコミュニケーションととって理解を得ながら、良い方向に進める方法を考えていきましょう。



多重人格(解離性同一障害)の人は、過去に虐待やいじめなどの精神的苦痛を味わったために、自分を守ろうとして、知らず知らずのうちに、基本人格以外の人格を作り出している障害です。まずは、多重人格をつくらざる得なくなったしんどさを受け止め、改善に向けて、信頼できる医師や支援者と一緒に根気よく治療していきましょう。

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