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連載コラム2016.8.25

伴奏者だからこそ見えてくる視点(セコラム!第1回)

伴奏者だからこそ見えてくる視点(セコラム!第1回)
『セコラム!〜伴走者の立場から障害福祉を考えてみる〜』 vol.1 <毎月25日連載>

みなさんこんにちは、はじめまして!
NPO法人サポネ 事務局の世古口です。


NPO法人サポネは、障害者支援を通して、あらゆる人々の「らしさ」があふれる社会にしていくことを目指し、活動している団体です。主な事業はヘルパー派遣、生活介護で、障害者が普通の生活を送れるようサポートしています。また、地域の人と障害者が一緒に楽しむイベントや様々なテーマの勉強会を開催し、障害者と接する機会や障害に関して知る場を創ることで、障害者が暮らしやすいまちにしていく活動もしています。


サポネで働いて約8年。まだまだプロフェッショナルにはほど遠いけれども、様々な経験を積み重ねましたし、障害福祉に関して自分なりの考えを持つようになりました。でも経験や考えを自分のなかにしまいこむだけで、外に発信する機会はほとんどありませんでした。
そんな折に今回、障害者ドットコムよりコラムの依頼があり、どのようなタイトルで、どのような内容のコラムを書くか考えました。考えるなかで、障害福祉に関わってからいままでの8年間を振り返りました。



僕はいつも「障害者」の立場に立ち、彼らにはどのような思いがあるのか、彼らが生活する上で、どのような問題があるのかを考えながら活動しています。また、まばたきでしかコミュニケーションできない人や思いを言葉で発することが苦手な人、言語障害のため上手く話すことができない人…。色んな障害特性や個性、考えを持った障害者の思いを正確に聴き、イメージし、それらを代弁し、伝える役割を担っています。「障害者の生活は…」「障害者の権利を…」と声を大にして伝えても、声の主は僕ではありません。主役はもちろん「障害者」です。


「Nothing about us without us(わたしたちのことをわたしたち抜きに決めないで)」というスローガンがあるように、障害者が自身の思いを発信する/僕たち支援者が障害者の思いを代弁することはとても大事です。でも、障害者の生活を一緒に創っている立場からの声も大事です。障害者の生活を一緒に創っていく関係だからこそ見えてくる“なにか”と障害当事者でしか見えてこない考えが掛け合わされることで、より強いメッセージになっていくと思います。


専門家でもなく、当事者でもなく、障害者が送りたい人生、障害者が暮らしやすい社会を一緒に創っていく「伴走者」としてのメッセージを発信したい。専門家の視点を知りたいのであれば専門家が書くコラムや書籍を、当事者の視点を知りたいのであれば当事者が書くコラムや書籍を。このコラムでは専門家でも当事者でもない、しがない「伴走者」の世古口が、自身の思いや考えを自分勝手に書きなぐります。タイトルは『セコラム!〜伴走者の立場から障害福祉を考えてみる〜』。毎月25日に配信します。これから宜しくお願いします。

ライタープロフィール
世古口 敦嗣
世古口 敦嗣

障害者支援を通して、あらゆる人の「らしさ」があふれる社会を目指す
介護福祉士。
音楽や映画に携わる仕事がしたいと思ったが、
就職活動にことごとく失敗し、
風の吹くまま流れに身を任せて障害福祉の世界へ。
働いているうちに、より多くの障害者の
「したい」を「している」に変えたいという思いが高まり、
なんとなく始めた仕事が仕事を超えたライフワークへ。
また、福祉系若者ユニット「真っ向勝負」や
医療福祉エンターテインメント集団「NPO法人Ubdobe(ウブドベ)」でも活動し、マルチに福祉に関わる。

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