7人制サッカー(CPサッカー)とは?ルールを知ってパラリンピック競技を楽しもう!
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2016年リオオリンピックは8月5日から、パラリンピックは9月7日から開催されます。あともう少しで待ち遠しいですね。パラリンピックの競技について初めて聞く、または名前は知っているけれど詳しくは知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
よりパラリンピックを楽しむことができるよう、基本的なルールや健常者の競技との相違点等を解説します。
7人制サッカーとは?
脳性麻痺の選手による7人制サッカーで、比較的軽度な脳性麻痺選手がプレーできるよう考案されており、脳性麻痺の団体競技では唯一立った状態でおこなわれます。国際的には「Football 7-a-side」と呼ばれており、主にヨーロッパで盛んです。日本では「Cerebral Palsy」を略してCPサッカーとも呼ばれています。
競技の対象障害は、脳性麻痺、脳血管障害、脳外傷や頭部外傷によって身体に麻痺がある人です。
7人制サッカーの基本的なルール
◇FIFA(国際サッカー連盟)が定めたサッカーのルールを一部修正したものに則っています。
◇1試合は前後半30分ハーフの計60分、あいだにハーフタイム15分あります。選手交代は3人まで可能です。
サッカーとの相違点
・オフサイドがありません。
・片手でのアンダースローインが認められています。
・フィールドの大きさは縦75m〜70m×横55m〜50mと小さくなっています。
・ゴールの大きさも通常のサッカーよりも小さくなっています。
ほどんどが通常のサッカーのルールと同じですので、わかりやすいです。
次回開催される2020年東京パラリンピックでは競技種目から外れてしまい残念ですが、リオパラリンピックで盛り上がりをみせて、再びパラリンピックで競技種目として復活し、そして7人制サッカーの日本代表が念願のパラリンピック初出場を果たせるといいですね。
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