ADHDの特性と私の症状
発達障害発達障害は大きく4つに分類されます。PDD(広用性発達障害)、LD(学習障害)、DCD(発達性協調運動障害)そしてADHD(注意欠陥多動性障害)。今回はADHDの症状について触れていこうと思います。
障害の経緯
私は高校を卒業してすぐ働きはじめました。働く上で私はケアレスミスが他の社員より非常に多かったり、業務を覚えるスピードや作業スピードが遅く、仕事をする上でよく怒られたり、陰口を言われたり肩見の狭い思いをしてきました。その一方で遅刻や欠席はほとんどなく、駄目でも仕事を真面目にしていたこともあり勤務態度に関しては褒められていましたが、やはり仕事の中身が上手くいかないと先輩方の風当たりがきつく、転職を繰り返していました。最初は自分にはこの職種は合ってないからと思っていましたが、転職を繰り返すうちに自分は人と何か違うと感じました。それがADHD(注意欠陥多動性障害)を見つけるきっかけでした。
ADHD(注意欠陥多動性障害)の不思議
ADHD(注意欠陥多動性障害)は主に三つの種類、「不注意」、「多動性」、「衝動性」の症状に分かれます。「不注意」は主に集中力が続かなかったり、物をよく無くしたりする症状です。「多動性」は主に落ち着きが無かったり、自分の思った事をすぐ口にだしてしまったりする症状です。「衝動性」は主に自分の感情を抑えることが苦手な症状です。ADHD(注意欠陥多動性障害)を持つ人はすべての症状に当てはまるというわけではなく、人それぞれ当てはまる症状は様々です。そして不思議な事に子供から大人になるにつれ当てはまる症状も変わっていきます。子供の頃は多動性の症状が強くでるらしく、授業中にいきなり立ち上がり動きまわったり、常にそわそわしていたりするそうです。そして大人になるにつれ不注意の特性が強くなっていくそうです。男女にも違いがあり、男性の場合は不注意の特性が、女性の場合は多動性の症状が多いそうです。そして全体的な割合としてADHDは女性の方が多いそうです。
ADHD(注意欠陥多動性障害)の不思議2
私の小さい頃は多動性の症状が強く出ていたのですが、大人になるにつれ多動性の症状は治っていき、今では不注意の特性が強く出ています。ですが私の場合、集中力は結構ある方で過集中になるくらいです。過集中とは休憩などを取らずに長時間集中しすぎて、周りが見えなくなってしまうことを言うのですが、逆に集中のし過ぎで小さなミスに気付かず結果ケアレスミスが多くなったり、容量良く仕事ができなくなったりするのが私の症状の一部です。物忘れはあまりしません。
先程説明した不注意の症状と少し違うと思いませんか?そうです、不思議な事に症状も人によりますが微妙に異なるのです。仕事で集中して書類を作っても提出した書類がミスだらけでは集中してない、まじめにやってないと思われても不思議じゃありません。そして私は男性ですが女性に多い不注意の特性が強く出ています。
このように男性、女性、子供、大人、によって強く出る症状は違い、男性だから子供だからこういう症状というわけではないのです。
参考文献
ADHD(注意欠如多動性障害)とは?大人と子どものADHDの特徴や男女比
https://medicalnote.jp
注意欠陥多動性障害(ADHD)