家の中で見つけた幸せな場所

暮らし

私は19歳から精神的な病気や感情の不安定さに悩み続けてきました。そんな私にとって、家は最も安らげる場所であり、心を落ち着ける空間です。毎日、家の中で過ごす時間が私にとって一番大切なひとときとなっています。家では、コーヒーを飲みながらゆっくりと過ごすことが多く、その香りを感じると気分が落ち着き、どこか穏やかな気持ちになるのです。時にはパソコンでゲームをしたり、音楽を聴いたり、YouTubeを見たりして気を紛らわせることもあります。これらは、私にとってリラックスできる時間であり、小さな楽しみの一つです。

ゲームでは仮想の世界に没入することで、現実の不安や心配事から少しだけ逃れることができ、気持ちが楽になります。音楽を聴いていると、自然と心が穏やかになり、心の中が温かくなっていくように感じます。時々、不安やしんどさを感じることもありますが、そんなときにはお薬を飲んだり、頓服を使ったりして自分を整えます。それでも、やっぱり家で過ごすことが一番心が落ち着く場所です。お母さんとお父さんが私の気持ちを理解してくれているおかげで、安心して過ごすことができるのが何よりありがたいです。

お母さんとのほっこりした時間

お母さんとの時間は、私にとって本当に大切です。お母さんがそばにいてくれるだけで、どんなにしんどいときでも、心が温かくなるような気がします。私たちはよく編み物や刺し子を一緒にします。手を動かしながら会話を楽しんだり、無言で一緒に何かを作ったりする時間は、私にとってとても落ち着くひとときです。編み物の糸が形になっていく過程を見ていると、心が整理されていくように感じます。刺し子も、一針一針を丁寧に縫っていくことで、気持ちが静まる瞬間です。
また、お母さんとはカラオケも大好きで、一緒に歌うことがあります。歌うことで、心の中に溜まった感情を吐き出すことができ、気持ちが軽くなります。歌詞に共感したり、メロディに身を任せたりしながら心がリフレッシュされる瞬間です。普段は感情をうまく表現できないことが多いですが、歌うことで少しでもその気持ちを伝えることができて嬉しいです。お母さんがいてくれるだけで、心が落ち着き、安心感を感じることができます。お母さんが私の気持ちを理解し、支えてくれることに感謝の気持ちでいっぱいです。

作業所からおうちでの仕事へ

以前は作業所に通っていましたが、環境が自分に合わず、毎日が辛くてしんどかったです。無理に早く仕事を終わらせなければならないプレッシャーがあり、心が落ち着かないまま過ごすのはとても大変でした。しかし、家でできる仕事を始めたことで、少しずつ気持ちが楽になりました。家では、自分のペースで過ごせることが本当にありがたく、心が安定します。作業所では時間に追われ、プレッシャーが多かったのですが、家ではそのようなプレッシャーがなく、ゆっくり自分のペースでできることが心に余裕を持たせてくれます。仕事をする環境が自分に合っていることで、精神的にも楽になり、自分の力を発揮できるようになったと感じています。

終わりに

家の中で過ごす時間は、私にとって心のケアにとても大切なものです。お母さんと一緒に過ごし、好きなことをして、心地よく過ごす時間が私の毎日を支えてくれています。時には感覚過敏や不安定な気持ちが襲ってくることもありますが、それでも家という場所で少しずつ自分を落ち着かせることができるのは本当にありがたいことです。家は、私にとって最も安心できる場所であり、心が安らぐ大切な空間です。
これからも、お母さんと一緒に過ごしながら、自分のペースで生活していきたいと思います。家で過ごす時間を大切にし、自分を大事にしながら、少しずつ前に進んでいけたらいいなと思っています。

私は、自分のペースで生きていくことを、誰に遠慮することなく大切にしていきたい。周りの期待に応えようと無理をしてしまうこともありますが、最終的には自分の心と体が最も大事だということを忘れたくない。そして、どんな時も自分を大切にしながら、少しずつ成長していくことが私の目標です。自分らしく生きること、それが私にとって何よりも大切なことだから。

座敷わらしのユカ

座敷わらしのユカ

座敷わらしのユカより
おうちであなたのペースで頑張っているの、座敷わらしのユカはいつも見ておりますよ。
無理なく「できること」を大切に進めば、福も招き、応援します。
どうぞ、これからも安心して、あなたの道を歩んでいってくださいね。

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