脳の機能不全を治療して、知的・発達障害の問題行動を改善〜脳神経リハビリテーション福祉施設が大阪に開設

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脳の機能不全を治療する施設「脳神経リハビリテーションセンターPLAYn」が大阪市淀川区に開設されました。

現在、障害福祉サービスを提供する事業所は全国に約10万事業所あります。その一方で、脳の状態改善を促す治療ができる施設はほとんどありません。そこで、株式会社プレインは、これまでに運動型認知機能トレーニングジムを大阪で3か所展開してきたノウハウを活かして、障害児者が社会で生きるための能力を育む脳神経のリハビリを行う福祉施設を立ち上げました。

  • 脳神経リハビリテーションセンターPLAYnでの支援風景

脳機能の障害である発達障害があるため、学校や病院などでじっと座っていることができなかったり、冠婚葬祭などの行事に参加したりすることが難しい子どもがたくさんいます。また、重度のケースでは、衝動的発言・行動、自傷他害、パニックなどの問題行動が見られる場合もあります。厚生労働省でも、強度行動障害児者の支援者育成の充実に向けて、各都道府県で積極的に研修を実施するなど本格的に乗り出していて、問題行動のある障害児者への支援は大きな課題となっています。

脳神経リハビリテーションセンターPLAYnでは、問題行動の原因を分析し、個人の課題に合わせて訓練プログラムを行っていくことで、脳の体力つくりを行い、原始反射、不随意運動などの問題行動を減らしていきます。そして、脳の本来あるべき状態へと回復させていき、社会で必要な思考・判断力を身につけられるよう治療的支援を行っていきます。

代表の福島さんは、「この療育によって、ひとりでも多くの障害のある子どもたちが日常のいろんな場面に参加できるようになってほしい。将来は、脳神経リハビリテーション病院を開設して、成人の方も対象としていきたい。」と話しています。

このサービスは、リハビリ利用料の負担に配慮して、児童発達支援・放課後等デイサービスなど福祉サービスとして利用することができるので、お試しで体験することも可能です。

脳神経リハビリテーションセンター PLAYn
https://center.playn.jp

障害者ドットコムニュース編集部

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