強迫性障害と会話ができない場面緘黙(かんもく)の関係性

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大人になってから10代20代の時を振り返ってみると、強迫観念にさいなまれていたと痛切しています。周りに対して残酷な事を抱いてしまい、それを抑制すればするほど苦しくなりました。また、何気なく取り組んでいる事、遊んでる中でも、「これをすれば願い事が叶う…」そんな無意味な事に取り込まれてしまっていました。あなたにも身に覚えはありませんか?そして、私には特定の人に対して会話ができなくなる「場面緘黙」が強迫観念に拍車をかけたと思っています。

強迫性障害と自覚したのは30歳を過ぎた頃〜障害に対する自己見解

30代になり、ふと幼少から現在までを振り返ると、自分に対し執拗に追い込み、破滅的で無意味な事が頭から離れなかったと思います。周りに対して過敏とも言える反応を示し、嫌われたくない…という感情に縛られていたと思います。そういったことから特定の人物と普通に話すことが苦手で社交不安に陥り、周りと普通に接する事が困難になってしまいました。取りつくろって接するしかできない状態になり、内外に行き場のない迷いが生じて余裕がありませんでした。素の自分を出せない。本来の人格をアウトプットできないことで自我が強くなってしまい、人から否定される事が極端に怖くなりました。周りとの接点が希薄になり自意識が極度に多情化することで、こじつけて善悪を決めてしまいがちでした。それが強迫症の根本ではないか…と個人的に思っています。上記に付け加え、過去の酷い体験が日々絶えずフラッシュバックし、うつ病になり、現在においておぞましさを消化するこができないことで、強迫観念として表れているのではないかとも思っています。絶えず、誰にも話せない閉塞感が漂い、自浄作用にも限界が達し、収まりきらない物理的・心理的行き詰まりが狂気に変貌し、強迫観念をかりたてているのかもしれません。電車で常時、鼻をすすっている音にいらだってしまったり…。最近だと、ささいな物音にも過敏に反応するようになりました。

強迫観念に拍車をかけた精神障害〜場面緘黙

場面緘黙をご存知でしょうか?言語能力に問題がないにもかかわらず、特定の人間に対して話せなくなってしまうことを指します。何を話せばよいか分からない。家族や親しい友達には普通に話せるのですが、それ以外の人間に対してはどう話せばよいかわからなくなってしまい、特定の状況下で沈黙してしまう社会不安や恐怖症のひとつと言われています。場面緘黙という障害を知らない当時を振り返ると、コミュニケーションが取れなかったことで、気の利いた事を話さなければ嫌われてしまうという強迫症へと変貌したのかもしれません。例えば、何かを注意をしている人が近くにいた時、見かけた時にさえその状況に必要以上に委縮してしまい、言葉に言い表せない分だけ偏屈になってしまいました。また、その人が話しかけてくると、過剰に敬ってしまいました。決まって自分の中で、「きっと相手の為を思って叱咤激励をしているんだ。」と無理矢理に思い込ませていました。その内的行為は、相手に対して残酷なことが浮かびあがってくることに対しての錯乱的な自己抑制だったと思います。

強迫症の種類〜理想の医者は…

強迫症には、極度に汚れを意識してしまう汚染、必要以上に疑ってしまう病的疑念、攻撃的な行動や性的概念、自虐行為が頭から離れない侵入的思考、物の配置や順番など正確性に過敏な対称性などが挙げられます。今のところ原因はわかっていませんが、神経伝達物質のセロトニンがうまく調節できないことが関係しているのではないかと言われています。

私自身、強迫性障害で診察を受けたことはないので治療法など詳しいことはわかりません。人によって原因は様々だと思いますが、ひとつに過去の体験がきっかけで引き起こしているのではないかと思っています。そして現在、それに対してどうすることもできない憎しみと虚無感にさらされています。診察を受ける上で、それができたらここまで苦労していない…と思うことがない医者に巡り合うことが望ましいと思っています。

人によって強迫性障害に陥った経緯は様々だと思います。治療の一環で共通事項はあるでしょうが、対処法は人によって十人十色なのかもしれません。日常でも悩みを相談し合うことがありますが、思い詰めた真意に耳を向けることで、一時の安らぎを得られるのかもしれません。実際に私も、強迫症の方の実体験を聞いて、自分だけはなかったシンパシーを感じることで、障害に対して少し俯瞰することができます。

参考文献

心の病気の種類
https://www.heartclinic-odawara.com/kokoro/index.html

選択性緘黙
https://www.e-heartclinic.com/kokoro/index.html

クラウド

クラウド

30代男性。15歳から体中に耐えがたい痛みを突如患う。十数年の通院生活での診察・精密検査でも原因は判明せず。これまでの就労環境では病気の理解を得られず、また痛みに耐えかねて退職。現在は就労移行支援事業所で職業訓練を受けながら企業見学や自習を積み、就職活動に向けて準備している。

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