発達障がい〜神からの贈り物〜

『本気で遊べていますか?』自然に子供が学びだす環境づくりvol.2(『発達障がい~神からの贈り物~』第66回)

発達障害

Photo by Omri D. Cohen on Unsplash

『発達障がい ~神からの贈り物~』 第66回 <毎月10日連載>
花燃ゆ皐月、皆さん人生を楽しめていますか?私のGWは野球に自転車、音楽仲間との集い、格闘サークル、流れ星の観察&キャンプbバイクツーリング…、毎日充実の日々を過ごしています

さて、前回のコラムでは子供たちが自然に学びだす環境作りとして、子供の自主性を活かし興味のあるもの、楽しいと感じることに積極的に取り組むこと、しっかり遊ぶことの重要性についてお話ししました。

しかし、こういった話しをする際に一定割合で『遊べない子供』の話題が出ます。物事にあまり興味を示さない、常に消極的、言われたことしかしない、スマホゲーム的なことはするが身体を使う遊びや頭を使う遊びはしない、といった類いの遊べない子供たち。彼らへのアプローチはどうすれば良いのか、といった内容。

彼らがそうなっている原因はきっと一括りにはできないでしょう。そもそもの性格も生育歴も違う。福祉人としてそれらに興味が無くはないが私一人で対応は不可能と思われる。しかし、対策としては実は一択なんです。

『待つ、信じる、許す』昭和の時代の高校野球、箕島高校監督の尾藤さんの言葉、私はこれを実践しています。子供が自主的に遊びだすのを待つ、興味を持てることを信じる、しようとしない子を許す。自主性とは周りの空気に怯えて育つものではない。だから時間をかけてゆっくりと信頼を築いてゆく。『遊べない子供たち』は待ってもらえない環境で育った場合が非常に多い。待ってもらえずに良い結果を求められると人は積極性を失う。これは大人においても同じこと。『部下が仕事ができない』とぼやいている上司と何ら変わらない。

以上のように話していくと『ではどれだけ待てば良いのか?きっといくら待ってもする訳がない!』などと返されることが非常に多いが、その態度こそ待てず、信じず、許せていないのではないだろうか?人の成長とは時間がかかるもの、私は待つこと自体が自身を成長させてくれると信じて、待ってあげるのではなく、待たせてもらっているのだと考えるように努めている。こちらの腹が据わると子供が変化しだすことが本当に多い。

更に、待つ、信じる、許す、に加えて自身が遊ぶように心がけている。遊べない子供たちの周りは待てない大人が多いと述べたが、それ以上に本気で遊べない大人、自主性が低い大人、学ぶことを楽しめない大人たちの存在が際立つように思われる。興味を持つこと、積極的に遊ぶこと、学ぶことを楽しめることを身を持って見せてあげないと子供たちが何をして良いか迷うのは当たり前だと思いませんか?

子供は社会の鏡写しとよく言われるが、遊べない、学べない社会を子供たちは素直に鏡に写しているだけなのかもしれない、つまりあなた自身の姿そのもの、そんなふうに考えた方が自然ではないでしょうか?

以上のようなことが私の腹に落ちた頃から周りの子供たちは自然に学びだしたように私は感じています。そして、私自身の至らなさを教えてくれる子供たちに学びながら私自身が成長できるように努めることで、きっと私の行動を鏡写しに子供たちは返してくれているのだと思います。

子供が学ばないのはあなた自身の姿そのものではないでしょうか?もう一度振り返ってみては如何でしょう?

公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

Kei(ケイ)スズキ

Kei(ケイ)スズキ

いずみハッタツ友の会代表、高知大学農学部卒
放送ディレクター、スタジオ・ミュージシャン、カメラマン、道化師、学習塾経営など職を転々とする。10年の鬱の後に発達障害の診断を受ける。現在は福祉職員として当事者目線での支援を行う傍ら、ピアカウンセリングサポートにも積極的に関わる。自称『人生を楽しむパイオニア』
公式ブログ https://ameblo.jp/suzie-net

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