発達障害のASDとADHDを併発しています!

障害者雇用相談援助事業をはじめました〜発達障害のASDとADHDを併発しています!<vol.26>

暮らし 発達障害
出典:https://girlydrop.com/interior/7814
発達障害のASDとADHDを併発しています!vol.26 <毎月1日連載>

2024年4月に民間企業の法定雇用率が2.3%から2.5%へ引き上げられました。従業員40人以上の企業は障害者を1人以上雇用しなければいけません。厚生労働省が同年6月1日現在で集計したところ、民間企業で働く障害者数は過去最多の67万7,461人、実雇用率は2.41%に達していますが、法定雇用率を達成している企業は全体の46.0%です。精神障害者の離職率の高さや合理的配慮の不足など、雇用拡大と定着支援の両面で課題が残るのが現状です。さらに2026年7月には法定雇用率が2.7%へ引き上げられ、対象企業の規模も37.5人以上に拡大する予定です。

そんな中、私たちは新事業として、新たに障害者雇用相談援助事業をはじめました。弊社は特例子会社で障害者雇用もしていたり、利用者様の相談支援、就労支援をさせていただいていて、大阪労働局から認定されて、取り組んでいます。障害者雇用についてはいろいろと思うことがあります。私は障害があっても働きたいとずっと思っています。思いは人それぞれだと思いますし、必ず働いた方がいいとも思いませんが、私にとって働くことについて考えた結果、働いた方が精神的に安定することがいちばんの働きたい理由だと思っています。たとえばつらい出来事があったとします。働いていると、時間が限られているので落ち込んだり考えたりする時間が短くてすみます。たくさんの人に接しているので、ちょっとした困り事などを聞いていただける時間ができます。ひとりなら抱え込んでしまうことも解消することがあります。人は時間があると、考え込んでしまうことがあるようです。それから、私は子どもの頃から働いている大人がカッコいいと思っていました。会社経営や自営業で忙しく働いていたり、仕事の話をしている親や親戚を見ていて憧れていました。私もはやく働いてお金を稼いでみたいなと思っていました。手に職を持っていたり、憧れの会社や職業についている方々を尊敬していました。今では、仕事の話を家族や親戚とできることはとても嬉しいことです。

私は、発達障害のASDやADHDと精神疾患のPTSDとパニック障害やうつなどがありますが、障害者雇用を積極的にしている会社の経営に携わっています。自分の障害についても配慮があり、とても助かっています。職員のほとんどが障害者手帳を持っていたり、何かしらの困りことがあるので、みんなで助け合いながら日々仕事をがんばっています。前に、障害者ばかりでなぜみんな仕事ができるのかと聞かれたことがありますが、できない事があっても助け合いの精神でなるべく怒らないように対応するだけでも、萎縮して起こるミスなどが減ると思います。それから、できることを中心に仕事をしていただいています。悩み事などがあれば、メンターをつけていますので、月一相談をしていただいたり、私たちが個別で職員面談もしています。とても働きやすい環境だと職員から言っていただくことも多いです。
はじまったばかりの障害者雇用相談援助事業では、このような経験を活かして、これから障害者雇用をはじめる企業様や当事者様の不安を解消できるように、働きやすい環境づくりのお手伝いができるように、日々精進していきたいと思っています。

https://www.youtube.com/@yuichi_naomi_hattatsu


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川田 直美  障害者ドットコム株式会社スタッフ

川田 直美  障害者ドットコム株式会社スタッフ

HSP、ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD、LD(学習障害)があり、発達障害をコンプリート。パニック障害もあり、生きづらさも感じながらも、日々楽しくいこうと考えている。今まで、花屋、ケーキ屋、カフェ、デザイン企画、オリジナル雑貨制作などいろいろな仕事を経験。自然と犬と本が大好き。

注意欠陥多動性障害(ADHD) 自閉症スペクトラム障害(ASD)

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