発達障害が生きやすくなる~人生を変えた5つのコツ

発達障害

発達障害って、本当に生きづらい!そう感じたことはありませんか?

片付けが出来ない、遅刻する、友達が出来ない、お金が貯まらない、周囲から浮いてしまう等々……。

発達障害による生きづらさは、実にさまざまな場面で現れます。

すべてを一度に解決するのは難しいけれど、少しでも大変さが和らいだら嬉しいですよね。

そこで今回は

①発達障害が生きやすくなる5つのコツ
②その理由

悩みごとに紹介します。

生きづらさに悩んでいる方、発達障害による悩み事を解決したい方はぜひ、最後まで読んでみてください。

1発達障害が生きやすくなる5つのコツとその理由

発達障害による生きづらさは、ライフスタイルや物の捉え方を少し変えるだけで和らぐことがあります。

今回は、私の生きづらさを救ってくれた5つのコツと、その理由を悩みごとに紹介します。

1-1片付けが出来ない→「ミニマリスト」

私の人生を大きく変えてくれた、とても大切なコツです。

私は子どもの頃から片づけが苦手で、物があふれ、床が見えないほどの汚部屋で暮らしていました。

ずっと「片付けが出来ないのは発達障害のせいだ」と思い込んでいました。

ところが「ミニマリスト」という言葉を知り、必要最低限の物だけで暮らすようになってから、人生は大きく変わりました。

持ち物を減らしたことで管理がしやすくなり、自然と家も片づくようになったのです。

とはいえ「何を捨てればいいのか分からない」という方も多いと思います。

そんなときは、InstagramやYouTubeで「ミニマリスト 持ち物」と検索してみてください。そして、最低限必要な物と「どうしても捨てられない大好きな物」だけを残すようにするといいと思います。

1-2遅刻してしまう→「朝活」

これも私の人生を大きく変えてくれました。

私はこれまで夜に自分のやりたいことをしていたため、夜更かしが習慣になり朝寝坊を繰り返していました。

そのため朝は時間がなく、朝ごはんも食べられず身だしなみも整えられないまま会社に遅刻しそうになることもしばしば。常に焦りと罪悪感に襲われ、体調まで崩すという悪循環に陥っていたのです。

ところが「朝活」という言葉を知ってから、私の生活は大きく変わりました。

夜9~10時に寝て朝4~5時に起きるようにすると、2~3時間の余裕が生まれます。

その時間で趣味を楽しんだり、ゆっくりと身支度を整えたりできるようになりました。

この習慣に変えてからは、1日が長く充実して感じられるようになり、さらに身だしなみに時間をかけられることで容姿を褒められる機会も増え生きやすさを実感しています。朝起きるのは大変そうに思えますが、3日ほど続けると自然と早い時間に眠くなり、無理なく早起きできるようになります。

カーテンを全開にして朝日を浴びる、起きてすぐにお気に入りのジュースを飲んで脳を目覚めさせるなどの工夫をすると、さらに起きやすくなります。

1-3友達ができない→「ソロ活」

発達障害があると、人間関係がうまく築けず孤立してしまったり、過去のトラウマから人と関われなくなったりすることがあります。

私もその影響で友達ができず、ひとりで行動することが多くありました。

友達がいないからひとりで動かざるを得ない、でもひとりだと人目が気になって外に出にくい……そんな悪循環に陥っていたのです。

ところが「ソロ活」という考え方を知ってから状況が変わりました。

ひとりで行動する人は意外と多いこと、そしてひとりでも楽しめる方法がたくさんあることを知ったのです。

ソロ活に興味がある方は、Instagramで「ソロ活」と検索してみたり、Netflixの「ソロ活女子」を観てみたりしてください。

ひとりの時間を充実させるヒントがきっと見つかるはずです。

1-4お金を無駄遣いしてしまう→「骨格診断・パーソナルカラー診断」

お金を無駄にしたくない発達障害の方におすすめです。

私はこれまで「なんとなく服が気に入らず新しい服を買ってしまう」「メイクが似合わず次々と新しいコスメを買って浪費してしまう」といったことが多く、お金を無駄にしていました。

しかし骨格診断やパーソナルカラー診断を知ると確実に似合うアイテムを買えるようになるのでそうした無駄遣いがぐっと減りました

さらにInstagramには、診断結果に合った服の選び方や髪型、メイク方法を紹介している方がたくさんいます。「おしゃれがよく分からない」「やり方をはっきり知りたい」という方にも、とてもおすすめです。

1-5周囲から浮いてしまう→「自分を好きになるかわいいのルール」を読む

これは私の人生で一番役に立った本です。

発達障害があると「非常識」「変わっている」と言われることがよくあります。

私も子どもの頃からずっとそう言われ続けてきました。

とても嫌だったのですが、自分の何が非常識で、どこが変わっているのか理解できませんでした

そんなときに出会ったのがこの本です。

この本では「職場で浮かない身だしなみ」「人付き合いのコツ」「社会で生きるためのマナー」を学ぶことができます。

一見すると女児向けの本のようにも見えますが、男性にも役立つ情報がたくさん載っています。

この本を読んでから、私は大手企業や海外で働けるほど社会に馴染めるようになりました。

以上、発達障害が生きやすくなる5つのコツと、その理由を悩みごとに分けて紹介しました。

発達障害による生きづらさは、ライフスタイルや環境を少し変えるだけでもぐっと軽くなります。

皆さんの毎日が少しでも過ごしやすくなることを願っています。

陣内マリア

陣内マリア

LD(非言語性学習障害)のある20代。とくに知覚推理の分野に大きなハンデがある。大学を卒業後、新卒で大手企業に入社したり、海外で幼児教育の資格を取って幼稚園で働いたりと、いろいろなことに挑戦してきた。けれど、発達障害にともなう困難から長く続けられず、どれも退職。今はライターとして細々と暮らしている。いつか自分にもできる仕事を見つけて、正社員として働くのが夢。

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