「おはようございます」「今日はどんな一日にしたいですか」
――支援の現場では、何気ない一言が利用者さんの一日を大きく左右することがあります。
忙しいとつい業務的な声かけになりがちですが、少しだけ言葉を選ぶことで
その人の安心や意欲につながる場面に多く出会います。
ある朝、なかなか活動に向かえなかった利用者さんに
「無理しなくて大丈夫ですよ。でも一緒に少しだけやってみませんか」と声をかけたことがありました。
その一言で表情がやわらぎ、「じゃあ少しだけ」と席に向かうことができました。
小さな一歩ですが、その日の活動は穏やかに進み
最後には「できたね」と笑顔を交わせたのが印象に残っています。
支援者の言葉は、指示にも励ましにもなります。
だからこそ、「どう伝えるか」を意識することが大切です。
相手を尊重し、選択肢を残す言葉がけは、自信や安心を育てます。
一日の始まりに交わす言葉が、その人の一日をつくる。
そんな思いで、今日も丁寧な声かけを心がけていきたいですね。


