多様な就労移行支援〜通所を始める前に少し考えよう
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就労移行支援の通所を考えておられる方、後悔のない選択をしてください。就労移行支援のバリエーションはかなり幅広いものがあります。ここでは、選び方の基準をいくつか提示してみます。見学のときに、あるいは電話で、聞いてみると良いでしょう。
特化型か混合型か
障害はいろいろ、求人もいろいろ、就労移行もいろいろです。うつ病に特化した就労移行支援事業所もあれば、発達障害の方のみを対象にした所もあります。一方で、就労移行支援を利用できる範囲内で障害を限定せず、広く受け入れる事業所もあります。私は混合型と言っています。
特化型には、障害特性にマッチした訓練ができるというメリットがあります。私が通所しているのは「混合型」の方で、多様な特性の方を目にしますが。私自身が障がいを配慮する側に回る練習にもなると思って、これはこれでメリットを感じています。
どんな就職をしたいか?
事務系か作業系か、希望職種で決める方法もあります。おおまかな傾向としては、新しい事業所ほど事務系、昔ながらの事業所は作業系に力点を置いているようです。また都心は事務系、都心から離れると作業系が増えやすくはあります。しかし結局は事業所の方針次第です。変わったところでは、IT技術者養成をめざし、プログラミングに特化した訓練を行う所などもあります。
距離感の違い
距離感の近さも、判断基準のひとつになり得るでしょう。近い距離感で悩みや困りごとをきちんと聞いてくれる所で心身の安定を重視するか、あえて一定の距離をおいて緊張感をもって訓練することを選ぶか、これも一長一短と思われます。
企業とのつながり
近隣の企業との結び付きが多ければ、実習先や就職先を選ぶときに有利に働きます。就労移行支援の業界でも、新規開拓は大変です。歴史の古い事業所は、比較的多くの関係先を持っていることが多いようです。
経済的支援
就労移行支援じたいは自己負担なしで利用できても、交通費や昼食代などいろいろ支出は増えます。事業所によっては、交通費を実費支給したり、昼食を出したり、または実際に作業をして工賃を支払うところもあります。
就職とそのための訓練が第一であって、経済面を理由に選ぶのは慎重であるべきという気もします。とはいうものの、就労移行支援に通所している無収入期間をどう乗り切るかも重要な問題です。
定着支援体制
最後に、
あとがき
以上、比較検討のポイントをまとめてみました。1つ見学していきなり決めてしまう前に、上の点を質問してみて、時間をかけて考えてみてもよいと思います。