精神障害も法定雇用率の対象になるが、精神障害者の雇用は売り手市場になる?

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出典:https://unsplash.com

2018年4月より精神障害者も法定雇用率の対象となります。これをきっかけとして精神障害者の採用は増えていくのでしょうか?

精神障がい者の雇用は増加

平成29年 障害者雇用状況の集計結果 – 厚生労働省

精神障害者の採用、売り手市場に 雇用義務化前に動く – 日経電子版

障害者雇用に前向きな企業は、すでに採用を増やしつつあります。2017年は精神障害者の雇用が19.1%増加したという情報は、すでにご存じの方も多いことと思います。では障害のある私たちは、楽に就職できるのでしょうか?

楽に就職できるか

集計結果の数字が示すように「企業が採用基準を緩和させることは少ないものの、チャンスは増えた」というのが実状と思われます。いま障害者雇用に前向きな企業は、以前から前向きであったということでもあります。雇用基準そのものの引き下げは基本的にはしないと見るべきでしょう。

私自身、就労移行支援に通っています。そこで実際に見て感じたところでは、順調に決まる方が多い中で、ときおり苦労されている方がいらっしゃるようです。これはもちろん障害特性・年齢等などにもよりますし、有名な大企業に就職できる人は少数です。なかには就職活動にメンタルが耐えられなくなって、就職活動自体をやめてしまう例もあると聞きます。

まとめ

なすべき準備をして、高望みしすぎなければ、よほど巡り合わせが悪くないかぎり、就職の途はある───これは私自身が実感し、また他の方からも聞いたことです。精神障害の場合、正社員にこだわるあまり、ハードルが高くなってしまうケースがあります。これをお読みで就職活動で苦労されている方がいらっしゃれば、どうかあきらめずに一歩ずつ進んでいっていただきたいと思います。

参考文献

平成29年 障害者雇用状況の集計結果 – 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp

精神障害者の採用、売り手市場に 雇用義務化前に動く – 日経電子版
https://style.nikkei.com/

エンジニア

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ミュージカルが大好きです。引きこもり期は時間を持て余し、歌詞の和訳が趣味の一つになりました。うつの診断を受けて、干支が一周するくらい引きこもっていました。引きこもりのベテランです。
今は就労移行支援というものの存在を知り、通所・訓練中です。就労したらまた梅田芸術劇場に通い詰めたいと思っています。

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