発達障害者の適職~発達障害者だからといって諦めるな
仕事この記事を読んでいる皆さん、“発達障害者”の仕事に対するイメージって悪いイメージしか頭に浮かばない事はありませんか?例えば、「同じミスを繰り返す」「ミスが多い」などではありませんか?
しかし、そういった部分は個人でカバーしたり周りの人がカバーしたりすれば何とかなります。注目するべき箇所は発達障害の特性(得手・不得手)です。その障害特性を活かした仕事に就けば周りもビックリな能力を発揮する事も可能です。この記事は、そういった「発達障害者の仕事」に対する負のイメージを払拭したいと思い書きました。
まずは自分の障害特性を知ろう
発達障害者として会社で働くには“自分の障害特性”を知るのが第一歩です。特性を知る方法は幾つかありますが、一番良い方法は就労移行支援所に通所する事だと思います。かくいう筆者も就労移行支援所に通所しています。そこでは主に、実際の会社での業務を想定したトレーニング(個人で行うデータ入力などの単純作業やグループで行う企画などの発想系)を行っていき、その中で自分の障害特性の洗い出しを行っていきます。例えば筆者は「過集中」・「マルチタスクが苦手」・「パソコンを使っての単純作業が得意」・「企画系が苦手」など、洗い出した結果の特性をまとめます。次に、まとめた特性“避けたい仕事”をピックアップし除外します。そして、残った特性が自分が得意としている事になります。
例で言いますと、「マルチタスク」・「企画系」が不得意な事、残った「パソコンでの単純作業」が得意な事という様になります。が、最後に残っている「過集中」は非常に十人十色で御座いまして、集中のし過ぎで自身が身体的に何ともなければ“除外の対象外”になりますし、逆に身体的に影響(疲労感など)があれば“除外の対象”になります。ですので、こういった身体的な面はご自身で判断して下さい。
自分の得意な事を活かした職
自分の得意な事が分れば、その得意な事を活かした職を探すだけです。上記を参考(パソコンでの単純作業)にすると事務系の仕事が適職だと思います。しかし、事務職と一口に言っても様々な業務があります。その数ある中から「パソコンを使用するデータ入力」を主とする業務の方が良いでしょう。
なぜその業務が最適かと申しますと、データ入力系というのは単純作業で尚且つ、パソコンを使って作業を行うからです。これは自身の特性とマッチしていて、作業自体が苦にならないからです。“作業が苦にならない”というのはとても重要で、それはどういう事かといいますと作業が捗るという事です。仕事を行う上で作業が捗るというのもとても重要で、上司などから頼られる存在だと筆者は思います。
まとめ
いかがでしたか?参考になりましたか?自分の強みを見つけ、その強みに合った仕事を見つけていきましょう。筆者も現在、就労移行支援所にて自分の強みを見つけるべく様々な事を行っています。強みを見つけそれに合った職に就けば、その人の未来は前よりも輝いていく事でしょう。