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障害・病気2016.10.11

片付けられない症候群とは?その特徴や原因、治療法は?

片付けられない症候群とは?その特徴や原因、治療法は?

出典:http://www.photo-ac.com


皆さんは片付けられない症候群という言葉を聞いた事があるでしょうか?「ゴミ屋敷」「汚部屋」にしてしまうのは、ただ怠けているだけと思われがちです。近年、障害のせいで片付けられない人もいるという事がわかってきました。今回は、片付けられない症候群の特徴や原因、治療法を紹介します。


片付けられない症候群の特徴



部屋が汚くなっても片付けようとしない人のほとんどの場合は、多忙で本当に掃除をする時間がない人か、掃除しようと思っていても片付けない怠慢な人のどちらかです。ただ、清潔さに無頓着、興味がなくなり、汚い部屋でも平気で、ゴミを溜めてしまうのは、何か障害や疾患を持っていることも考えられます。

障害や疾患のために片付けられない場合、発達障害の一種であるADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder)と呼ばれる注意欠陥多動性障害であることが疑われます。

また、不合理だと思いながら、同じ行為や同じ思考を繰り返すOCDと呼ばれる強迫性障害の人、うつ病や統合失調症の人にも片付けが苦手な方が多いです。


片付けられない症候群の原因



片付けられない症候群の原因が、精神的疾患によると考えられる場合、次のような原因が挙げられます。

①注意欠陥多動性障害(ADHD)・注意欠陥障害(ADD)
・集中して1つの事を続けるのが苦手なため、片付けをしていても途中で飽きてしまう。
・優先順位をつけることができない。
・多動性のため自分自身をうまくコントロールできない(ADHDのみ)。

②強迫性障害(OCD)
・今、集めないといけないという強い強迫観念を持ち、物を捨てることに不安を感じる。

③うつ病
・抑うつ状態によって気分が落ち込み、活動することに意欲を失ってしまい、掃除への興味がわかない。

④統合失調症
・妄想や幻想という症状のため、物をためることが正しいことだと思ってしまう。


片付けられない症候群の治療法



片付けられないことが、障害や精神疾患が原因であると感じたら、心療内科や精神科などで医師や専門家の治療を受けましょう。継続して治療を行う場合は、通院費の助成を受けられる場合もありますので、お住まいの市区町村の障害者福祉の窓口に相談するとよいでしょう。

自分の習慣や行動パターンを客間的に理解することや物を持ち込んだり、買うことを控えることを意識するようにすることでゴミ屋敷化する悪循環を防ぐことにつながります。また、周りに相談できて、理解してくれる人をつくることも大切です。



片付けられないと一口にいっても、色々な障害のために片付けられない人がいることがわかってきました。障害がゆえに片付けられないのに、怠けていると思われてしまうのは、本当に辛いことです。決して怠けているわけではないので周りから注意するのは控えてあげることが必要です。障害のために片付けられない人がいるということが、多くの人に理解されたらと思います。

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