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暮らし2017.3.13

意外と多い!障害者の結婚

意外と多い!障害者の結婚

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障害者の結婚って難しいイメージがあるのではないでしょうか?しかしながら、日本における離婚率は30~40%と言われています。障害の有無を問わず、どの夫婦もそれぞれな困難な出来事に直面して離婚に至るわけでして、障害者の結婚だけが突出して難しいと思われるのは偏見だと言わざるをえません。そこで今回は障害者の結婚について執筆したいと思います。

統計から見る障害者の結婚の実情



厚生労働省の平成15~18年に行われた調査は以下の通りになっています。

配偶者の有無
・身体障害者 (配偶者有60.2%)
・精神障害者 (配偶者有34.5%)
・知的障害者 (配偶者有2.3%)

知的障害者は大半親、兄弟姉妹と生活していて、配偶者がいらっしゃる方は少ないようです。また、身体障害者、精神障害者は多くの方が結婚されていることがわかります。


障害者との結婚にあたり



結婚ってたいていは出会いがあって、お付き合いの期間があってのものですよね。その一緒に過ごす時間の中で身体障害者の方なら、どんな補助をすれば良いのか、精神障害者の方ならどんな配慮をすれば良いのか、だんだんと見えてくると思います。

それは健常者でも「こんな時は話しかけないで欲しい」とか「こんな時は助けて欲しい」など、人それぞれパートナーに求める配慮や思いやりは違うものです。また、将来を意識する間柄では何も言わずわかりあえる部分もあるかと思いますが、言葉に出して具体的に言わないとパートナーが察することが難しい場合もあります。

よく話し合えるか、お互い納得のできる答えが出せるかは障害の有無を問わず、どのカップルにも当てはまるのではないでしょうか。


障害者との結婚生活



筆者の知人には、10歳の男の子がいる双極性障害を抱えるお母さんがいます。彼女の主人はメーカーで働く会社員なのですが、彼は彼女の症状に理解が深いです。例えば、彼女が鬱症状に陥った時は、会社を休んで家事、育児をこなすそうです。また、彼女が躁状態になれば、薬の飲みすぎを防ぐため、彼女の服薬を管理したりしています。

また、とある知人はうつ病を患っている女性です。彼女の主人も会社員ですが、帰宅後や週末に家事をして彼女をサポートしています。

どちらのご家庭も筆者には見えない部分でいろいろ大変な部分はあるかと思うのですが、どちらのご夫婦も10年以上結婚生活を維持されています。


障害者のための結婚相談



周りに理解を示してくれる人がいない、そもそも出会いがない、という方には障害を持った人のための掲示板やSNSを通じての交流グループなどの場があります。まずは、恋愛や結婚をかまえて意識せず、パソコンで気軽に話してみたり、外出していろいろな人と交流してみてはいかがでしょうか。

結婚前提の真剣な出会いを始めから考えていらっしゃる方は、数は少ないものの、自治会が無料で行っている障害者のための結婚相談や婚活パーティーなどもあります。

また、民間企業やNPOも障害を持っている人のための結婚相談所を運営しています。料金は一般の結婚相談所と同じく高めなものの、障害に理解のある相談員がサポートしてくれるメリットがあります。


さいごに



いかがでしたでしょうか。障害を持っていても配偶者がいたり、ご家庭をお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。また、結婚生活を送られている中、パートナーが突然の事故で障害者になったり、病気にかかって障害者になったりすることもあります。

大切なのは結婚するまでの段階で協力し合って、お互いの理解を得られるか、長く一緒に生活できるイメージができるかだと思います。障害を持っていても、ご縁があれば是非結婚に対して前向きに考えてみてください。


参考文献

第1編 障害者の状況等(基礎的調査等より)
http://www.cao.go.jp/

障害者の真面目な出会い
http://xn--n8jv82hdnbk3nkm1cll2a.com/

ライタープロフィール
M.K.
M.K.

奈良県出身、現在は大阪府在住。
趣味はアメリカのTVドラマ鑑賞とボサノバを聴くことです。
数年前、心の病を発症しました。
現在は就労移行支援に通い、社会復帰を目指しています。
拙いながらでも、読んでくださる方に少しでも伝わる記事を書きたいと思います。
よろしくお願いします。

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