「アダマン号に乗って」国内向け本予告が到着
暮らし© TS Productions, France 3 Cinéma, Longride – 2022
予定を1年ほど前倒しして、今年の4月28日(金)に全国公開が予定されている「アダマン号に乗って(原題:Sur L’Adamant)」。その国内向け本予告映像が到着しました。
「アダマン号に乗って」は、ドキュメンタリー映画の巨匠ニコラ・フィリベール監督による映画作品で、ベルリン国際映画祭でも最高賞にあたる「金熊賞」を受賞しました。
金熊賞受賞にあたって、審査員長を務めた俳優のクリステン・スチュワートさんは「本年度の金熊賞をこの作品に贈るのは光栄です」と賛辞を送っており、この反響を受けて既に25か国以上での公開が決定しています。
ナレーション付き予告映像
公開の3週間前にあたる4月7日(金)に、国内向けの本予告映像が公開されました。予告ではエッセイストの内田也哉子さんがナレーションを務めており、その内田さんのコメントも併せて到着しています。
「『セーヌ川に浮かぶデイケアセンターの船』まるでおとぎ話の舞台のようなほんとうの話。このフィルムが、ある日常を映し出しているという紛れもない奇跡に、生きることの根っ子を見る。私と私じゃない人の境目は幻想だということも。ニコラ・フィリベール監督の平らかな眼差しに、ただただ感服する」
作品について
「パリ、セーヌ川のきらめく水面に照らされた木造建築のデイケアセンターの船。精神疾患のある人々を無料で迎え入れ、絵画、音楽、ダンスなど創造的な活動を通じて社会と再びつながりを持てるようサポートしている」
「手掛けたのは、世界的大ヒット作『ぼくの好きな先生』(02)で知られる、現代ドキュメンタリーの名匠ニコラ・フィリベール監督。<アダマン>の日々をそっと見つける眼差しは、人々の語らう言葉や表情の奥に隠されたその人そのものに触れていく」
「アダマン号に乗って」については過去にも幾つか記事を掲載しておりますので、そちらも併せてお読みください。
参考サイト
「アダマン号に乗って」本予告映像
https://www.youtube.com