「聞こえはするが聴き取れない」第4回近畿APD当事者会開催迫る
その他の障害・病気第4回近畿APD当事者会が、来たる8月28日(日)にZoomを用いてオンライン開催されます。聴力は正常値であるにもかかわらず、音声を聴き取って拾うことが出来ないという障害です。しかし、明確な定義は未だになされておらず診断は困難とされています。
このオンライン当事者会では、愛媛大学教育学部教授の立入哉先生をお招きし、「APD(聴覚情報処理障害)スクリーニングの試みと、きこえの困難さを有するこどもへの支援」というテーマで講演をして頂きます。
聞こえはするが聴き取れない
APD(Auditory Processing Disorder)は、「聴覚情報処理障害」とも呼ばれ、字義通りに解釈すると「聴覚での情報処理が困難な障害」ということになります。
聴力に問題がないにもかかわらず、雑音化では音声が聞き取りにくいのが主訴となります。児童の場合、教室における雑音下での音声の聞き取りの困難さが学習のつまずきの要因になる可能性があり、早期にAPD症状のスクリーニング(共通検査)を行い、必要な支援を考えねばならないでしょう。
オンライン当事者会について
今回の当事者会はZoomを用いたオンライン開催になります。日本におけるAPDのスクリーニングについて研究しておられる立入教授をお招きし、APDスクリーニングときこえの困難さを有する子供への支援についての講演も予定しています。
参加は無料ですが、以下の方々を対象としています。
・日本国内、国外を問わずどなたでもご参加頂けます
・APD当事者の方(診断済、未診断は問いません)
・教育、医療、福祉等APDに関係する分野の方
・APDに興味がある方
ご家族等でご覧になる場合は代表の方がお申し込み下さい。
当事者会の概要
開催日時 2022年8月28日(日) 13:00~16:00(講演13:00~15:00、質疑応答15:00~16:00)
会 場 Zoomを用いた、オンラインミーティングで開催します。
参加費 無料
定 員 400名
主 催 近畿APD当事者交流会 (担当 渡邉)
申込方法 下記サイト「こくちーず」からお申し込みください。
告知兼申し込みサイト
第4回近畿APD当事者会(聴覚情報処理障害)主催オンライン講演会(こくちーずプロ)
https://www.kokuchpro.com