3分で分かる発達障害

発達障害

unsplash-logo John-Mark Smith

 発達障害の人は一言でいうと“ちょうどいい”が出来ない人です。発達障害をもつ当事者がお話していきたいと思います。

WHAT'S発達障害

発達障害は主にASD(自閉症スペクトラム)PDD(広汎性発達障害)ADHD(注意欠如多動性障害)LD (学習障害)/ SLD(限局性学習症)DCD(発達性協調運動障害)の総称です。発達障害という大きなカテゴリが主に四つに分かれ、そこからさらに細分化していきます。

ザックリ特徴を述べていくと、ASDは一般的に言われているコミュニケーションが苦手、ADHDはあわてんぼう、うっかりさん、LDやSLDは極度に苦手な勉強科目がある、DCDは運動が苦手、と言ったところです。

同じ障害名でも症状は十人十色

先ほどザックリ説明しましたが、これだけ違った特徴をもった人達の総称が発達障害なのです。そして特定の診断を受けているからといって、全ての人の障害がこういった特徴で現れる訳ではありません。 例えばASDの診断を受けたAさんとBさんがいたとします。Aさんはお喋りで、色んな事に敏感で、集中力がずば抜けているけど空気が読めない人です。Bさんは寡黙で何に対しても鈍感、不注意で集中力が無く空気を読み過ぎるタイプ。この人たちが同じ障害名って何故なのでしょうか?正直少し分かりづらいですよね。また、いくつかの症状の特徴が混ざり合い、分かりづらくなることもあります。

でも、冒頭で申し上げたことをちょっとだけ思い出して頂けませんか?そう、このお二人はどちらも“ちょうどよくない”のです。ちょうどよくない事が発達障害。そう考えると少し分かりやすいのではないでしょうか?

ひょっとするとあなたも…

ここまでお話してくると必ず、あれ?私も発達障害なんじゃないかな?と思われる方が出てくると思います。それは発達障害者の特徴が人間なら誰にでも当てはまることが多いからです。医学的にカテゴライズされてはいますが、私たちはただ、その特徴が色濃く出てしまっているだけなのです。誰にでも苦手なこと、得意なことがありますよね?障害がなくても非常に個性の強い方も沢山いらっしゃいます。“ちょうどよくない”は個性が強いと言い換えることが出来ます。発達障害者に出会ったら、「変な人だ、やだなー」と思うより、「面白い人みつけた!」と思う方が人生楽しくないですか?

まとめ

発達障害はまだまだ研究途中の分野で分かっていないことがたくさんあります。分かっていることと言えば遺伝子が主な要因であること(親からの遺伝がどの程度かは分かっていない)、次いで環境が主な要因であること(どんな環境かは分かっていない)、ワクチンや子育てが原因ではないということくらいです。もはや分かっているのかいないのかさえ分からない状態ですが、これが今の発達障害の現状なのです。大切なのは障害があるかないかではなく、その人自身がどんな人なのかということだと私は思います。

参考文献

大人の発達障害 「株式会社Kaien」
https://www.kaien-lab.com

sakurako*

sakurako*

高校生の時に不登校になりパニック障害と診断される。その後、紆余曲折あり自閉スペクトラム症・解離性障害と診断を受け就労支援施設B型作業所に通う。
現在は就労移行支援施設に通いながら就職活動中。
趣味は読書と映画鑑賞、手芸。“世界をもっと優しく”がモットー。

注意欠陥多動性障害(ADHD) 広汎性発達障害 学習障害(LD) 自閉症スペクトラム障害 発達障害

関連記事

人気記事

施設検索履歴を開く

最近見た施設

閲覧履歴がありません。

TOP