私の体験談と発達障害について
発達障害私は子供の頃から落ち着きが無いと言われたり、注意力が無いと言われることが多くありました。それは今でも変わってはおらず、特に注意散漫なことが多いです。先天的に障害があると診断を受けました。
幼稚園の頃は障害者のクラスに所属していました。しかし、小学校以降は普通のクラスに所属する事になり、大学まで障害者であることを隠して生活してきました。ここからは私の過去と実体験について話していきます。
私の障害
私の障害は所謂、発達障害であり、その中でもADHDと呼ばれるものです。これは簡単に言うと落ち着きが無かったり、注意力が欠如してる障害です。見た目は普通の人と変わらないため、他人からは気付かれにくい障害と言えます。実際、私は障害を隠してやってきてており、周りからもちょっと変わった人と思われてましたがその程度の認識でした。
学生時代で苦労したこと
小学校の頃はあまり気にしませんでしたが、中学に入った頃から自身の注意散漫さや多動さを気にするようになってきました。多動に関しては授業中に急に立ち上がると言った酷い多動ではなかったのでそこまで気にはしませんでしたが、中学に入ってから忘れ物をすることが目立ち始めました。中学の頃は歩いて5分で通える距離だったので忘れ物をしてもすぐに取りに行ける範囲だったので忘れてもすぐに取りに帰ってました。
高校の頃は忘れ物をしないように教材を全て学校に置いてました。所謂置き勉です。なので忘れ物をすることは殆どなかったです。ですが、忘れ物以外でも注意散漫さはあり、相手が話していた内容が抜けたり、課題をやり忘れるといったことがありました。宿題を忘れることは殆どなかったのですが、学校の予定を忘れることがままありました。テストなどで見直しをしても抜けや漏れ、見落としなどが多かったです。
私の発達障害の特徴
ここまで私の発達障害についての悪いところを説明してきましたがそれだけではありません。発達障害者の多くは出来ることと出来ないことの差が激しいことが多いと言われています。出来ない事は全くできないとも取れるので悪い意味として捉えられることもありますが、逆に言えば、出来ることは人並みに出来ることを意味します。
私も得意苦手の差が激しく、出来ることは人並み以上に出来てましたが、それ以外だとあまり出来ませんでした。分かりやすい例を出すと私は日本史、中でも縄文時代から飛鳥時代までの歴史が得意で学年1位を取った事があります。また、暗算検定試験の2級の資格を持っており、更に暗算検定も1級の資格を持っています。逆に数学と英語は物凄く苦手で下から数えた方が速い順位でした。しかも、得意なことは長い時間で集中できますが逆に苦手なことに関してはすぐに集中が途切れてしまうことが多いです。
記憶力にもムラがあり、自分がしっかり覚えようと思ったことや好きなことはすぐに覚える上に忘れることが殆どないのですが逆にあまり興味のないことを覚えようとしても中々覚えられない上にすぐに忘れてしまうことが多いです。という風に私は昔から得意不得意の差が激しく、今でもそうです。
まとめ
ここまでが私の発達障害の特徴の一例と私の実体験です。発達障害は得意不得意がはっきりしていることが多いので自身の特性を把握することが重要だと思いました。私自身、注意散漫だったり、落ち着きが無い所があるのでそれで困ることも多くありましたが、出来ることと出来ないことがはっきりしてるだけだと今は割り切って考えています。それでも苦手なことをそのままにするのではなく、克服しようとする努力は障害があるない関係なしに大事なことであると私は思います。そして、発達障害は得意なことは人並み以上に出来ることが多いので得意なところはどんどん伸ばしていくことも大事であると私は思います。
発達障害 注意欠陥多動性障害(ADHD)