自閉症スペクトラムと僕の体験談
発達障害hawk0448です。今回は僕の障害である自閉症スペクトラムとは何なのか、僕の体験談を元にお話したいと思います。
自閉症スペクトラムの特徴
僕の自閉症スペクトラムの特徴をいくつか紹介します。症状には個人差もあるので、当てはまらない場合もあります。
話し始めると、一人でずっと話し続けてしまう。
話を聞いている相手の気持ちが分かりづらい。
話を振られた時にどう返すべきか考えてしまう。
嘘や冗談を判断することが出来ずに正直に受け止めてしまう。
これらは自閉症スペクトラムの特徴の一部です。それぞれどのようなものか僕の体験談を元にお話していきます。
話過ぎる事
「話し始めると、一人でずっと話し続けてしまう」この特徴が表れるのは、自分の好きな事を話す時です。好きな話題になると知っている知識をひたすら話してしまい、気が付けば1時間以上話していることがあります。これが原因で疲れが貯まってしまいます。
就労移行支援事業所での休憩中、話し続けたせいで体に疲れがたまっていることに気がづかず、休憩時間が終わって作業を始めようとした瞬間に、疲れが一気に体にのしかかってきました。ただでさえ疲れる作業なのに、疲れの負債のせいで作業終了時には、とんでもないことになってしまいます。
皆、好きな話したいと思います。しかし、自閉症スペクトラムの人にとって、好きな話を沢山することは最終的に体調不良を引き起こしかねない行動なのです。
相手の気持ちに気づきにくいこと
「話を聞いている相手の気持ちが分かりづらい」これは先程の一人で話し続けてしまう特徴の原因です。つまり、好きな話に熱中してしまうのは、相手の気持ちが分からないからなのです。
相手が「この話はいつまで続くのだろう」という表情になっても、その変化に気がづけずに話し込んでしまいます。他人の気持ちや表情の変化に気づきにくいのも自閉症スペクトラムの特徴の1つなのです。
返事に時間がかかること
「話を振られた時にどう返すべきか考えてしまう」この特徴が顕著に表れたのは面接の時です。就活をしていて面接官からの質問に対して、どのように返答するのがいいか悩んでしまうことが何回もありました。
なぜかというと、面接官にいいように見られたいからです。「こう答えたら良くみてもらえるのでは」逆に「こう答えてしまったら印象が悪くなるのでは」と不安が頭をよぎり返答が遅くなってしまうのです。
本当か嘘か判断できないこと
「嘘や冗談を判断することが出来ずに正直に受け止めてしまう」この特徴せいで一番困るのは4月1日のエイプリルフールです。本当の情報と嘘の情報が入り乱れるこの日は僕にとって最も辛い1日になります。
僕はSNSを頻繁に利用するのですが、出てくる内容が本当か嘘か分からずにパニックになってしまいます。嘘の話を信じて相手に迷惑をかけてしまったこともあります。エイプリルフールは切実に無くなってほしいと願っています。
自閉症スペクトラムの特徴の一部を紹介しましたが、他にも色々あります。少しでも沢山の人の自閉症スペクトラムが理解される日が来てほしいと願っています。
参考文献
【Medical Note】
https://medicalnote.jp
自閉症スペクトラム障害(ASD)