発達障がい〜神からの贈り物〜
自然に子供が学びだす環境づくりvol.8 遊びが最良の学習法(『発達障がい~神からの贈り物~』第72回)
発達障害Photo by Alejandro Lopez on Unsplash
『発達障がい ~神からの贈り物~』 第72回 <毎月10日連載>
先日の皆既月食と惑星食、皆さん見れましたか?
私の自宅近くでは前半は薄い雲に邪魔され月が見えては隠れての状 態でやきもきしましたが、月が満ち出す時間帯は雲が切れてくっき りと地球の陰が見えました。
自宅ベランダから双眼鏡を握りしめ、時間を忘れてずっと空を見上 げていました。生まれて初めて球体が天空に浮かんでるイメージを 月に持てた、3時間余りが一瞬のように感じる時間でした。
さて、このコラムの最近のテーマは好きなことをしていると勉強が できるようになるという内容で進めてきていますが、昨夜の自身の 体験も遊びが学びであると再認識しました。
が、しかし、多くの大人にとって遊びが学びに繋がるイメージを持 っている人が少ないようです。保護者さんたちだけでなく支援者や 教育関連の人たちも含めて。
実はそう言った認識を私自身が持っていなかったのでその辺りにつ いてこれまであまり掘り下げてきませんでした。今回はその辺りに ついてお話しします。
『遊び』について皆さんはどんなイメージをお持ちですか?遊び歩 く、人材や資産を遊ばせる、異性をもて遊ぶ、などなど無駄、 堕落、惑わせるなどと言った負のイメージをお持ちではないでしょ うか?
そんな人たちは子供が遊びながら学習するイメージが持てないのは 当然のことでしょう。遊びを最小限に抑えて義務として子供を机に 向かわせようとする大人たちが圧倒的多数に感じます。
因みに私が遊びに持つイメージはワクワクだったり興奮だったり、 もっと知りたい、もっと分かりたい、もっとできるようになりたい 、そんな感じ。先に述べた月食観測がその例。
皆さん、もう一度子供たちをゆっくり見て振り返って見てください 。個人差もあるが小学3年生くらいまでの子供は皆興味あるものに のめり込むように遊ぶはずです。特に発達障害児たちは。それをさ せない大人がいない限り。
小学高学年から中高生へと年齢が上がるに従い多くの大人がイメー ジする負の遊びを少しずつ覚えていくはずです。それはそれで大人 への成長の証でもあるのですが。
彼らは何故そういう遊びを覚えるのでしょう?答えは簡単です。彼 らは学んだだけです。周りの大人たちから。
これまで何度も繰り返した言葉ですが、子供は我々の社会の鏡です 。子供を叱る前にすることはありませんか?
私は私の生徒全員がワクワクそして伸び伸びと遊びながら学んで欲 しい。だから私自身がワクワクと伸び伸びと遊び学ぶようにしてい ます。すると子供たちは私の想像を超えて学んでくれます。毎回私 が教わっています。
残念ながら以上の私の話す内容を直ぐに理解してくれる大人がそう そうはいません。しかしそれも仕方ありません。自身の考え方を簡 単に改められるものではありません。時間は必要です。
だったらせめて子供たちにも考えて振り返る時間は与えてあげて欲 しいといつも残念な気持ちで思ってしまいます。
遊びについてもう一度考え直して見ては如何でしょう?
私の自宅近くでは前半は薄い雲に邪魔され月が見えては隠れての状
自宅ベランダから双眼鏡を握りしめ、時間を忘れてずっと空を見上
さて、このコラムの最近のテーマは好きなことをしていると勉強が
が、しかし、多くの大人にとって遊びが学びに繋がるイメージを持
実はそう言った認識を私自身が持っていなかったのでその辺りにつ
『遊び』について皆さんはどんなイメージをお持ちですか?遊び歩
そんな人たちは子供が遊びながら学習するイメージが持てないのは
因みに私が遊びに持つイメージはワクワクだったり興奮だったり、
皆さん、もう一度子供たちをゆっくり見て振り返って見てください
小学高学年から中高生へと年齢が上がるに従い多くの大人がイメー
彼らは何故そういう遊びを覚えるのでしょう?答えは簡単です。彼
これまで何度も繰り返した言葉ですが、子供は我々の社会の鏡です
私は私の生徒全員がワクワクそして伸び伸びと遊びながら学んで欲
残念ながら以上の私の話す内容を直ぐに理解してくれる大人がそう
だったらせめて子供たちにも考えて振り返る時間は与えてあげて欲
遊びについてもう一度考え直して見ては如何でしょう?
発達障害