雨が降ると体調が悪くなるのはなぜ?天候と体調の関係

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出典:Photo by Max on Unsplash

「台風が近づいてくると頭痛がする」「雨の日は調子が悪い」などと感じたことはありませんか?私は台風が来る前や雨がふる前に頭痛、だるさ、めまいなどの「体の不調」や「気持ちの落ち込み」があります。

このような天候による体調不良や精神的な不調のことを「気象病」といいます。今回のコラムでは私が気象病になった経緯や予防法をお話しします。

気象病について

気象病とは、気温や気圧など天候の変化によって起こる症状の総称です。季節の変わり目や梅雨の時期、台風の時期などに起こりやすいといわれています。

耳の奥にある内耳の気圧センサーが、気温の変化を察知する時に過剰反応し、それによって自律神経のバランスが乱れて、様々な不調が起こると考えられています。

「姿勢が悪い」「ストレスが強い」「運動をほとんどしない」「パソコンやスマホを使う時間が多い」「エアコンの効いている場所にいることが多い」これらに当てはまる人は気象病になりやすいそうです。

気象病になった経緯

雨の日は子供の頃から好きではありませんでした。雨がふると外で遊べないことや、服や靴が濡れるとジメジメとする感じが不快でした。

学生や社会人になると、雨で電車が遅れたり止まったらどうしよう……などの心配もあり、雨の日の外出はめんどうだなと思うようになったり、何となく気分が沈むようになりました。

4年前に仕事のストレスで大きく体調を崩したことがあります。台風が近づいてきたり、雨がふる前に頭痛、眠気、だるさ、めまいなどの症状や気持ちの落ち込みなどが増えていきました。頭がぼーっとして一日中、ベッドから動けないこともありました。原因がはっきりとしない中、ぼんやりと過ごしていました。

当時、日常的にめまいがあり、家から二駅先の耳鼻科に通院していました。少し電車に乗るだけでも気分が悪くなり、めまいがひどくなり吐き気もすることがありました。雨がふる前は特に症状が悪化し、いつもより体調を崩すことが多くなったのです。

「天気による体調不良かもしれない」と薬局で薬剤師さんにいわれました。話を聞いたり調べていくと「気象病」という言葉を知り、天気によるものだったのだなと原因が分かり、少し安心しました。

天候に負けないように

気象病とは、気圧、気温、湿度などの変化により自律神経が乱れることで起こると考えられています。そこで、自律神経を整えるために、生活リズムを変える努力をすることにしました。

規則正しい生活(寝る時間と起きる時間を同じにする)
起きたら冷水をコップ一杯飲み、ベランダに出て朝日を浴びる
散歩
寝る前に軽くストレッチ
耳のマッサージ

これらを根気よく続けていく内に、雨がふる前のしんどさが以前よりも少なくなりました。

終わりに

予防として、元々の病気をしっかり治療することが大切です。

私は普段から肩こりがあり、雨がふる前は肩こりが悪化したり、頭痛などの症状が出ます。なので、ストレッチをしたり、整骨院に定期的に通うようにしました。その結果、症状が少しずつ改善されていきました。

また、体調が悪くなっても天気が回復したら、体調もよくなると思うことで安心して過ごせるようになりました。

天気予報をこまめにチェックし、天気が崩れる日はゆっくり過ごすようにして、今後も気象病と上手く付き合っていけたらと思います。


参考文献

【季節の変わり目は体調の変化に注意!不調改善ヘルスケア】
https://kenko.sawai.co.jp

白玉

白玉

趣味は簡単な料理を作ることです。カフェでゆっくりしたりスイーツが好きです。

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