私は幼い頃から自分が正しいと思っていたため、相手の気持ちを受け入れる事が出来ませんでした。それで私は社会に出てから困る事があったことについてお話をしたいと思います。そして、相手に合わすことと自分を大切にする事について書きました。 

学生時代の私の困難

私が小学生だった頃は自分のことを分かってくれる友達がいて、みんなまだ幼くて、優しかったから仲良くしてくれていました。しかし、高学年になるにつれて周りの空気ができて、それが何なのかよく分かりませんでした。自分の考え方やノリのこだわりが強かったため、周りの変化に気付くことや自分が周りに合わせることが出来無かったのです。

中学校では別の小学校の価値観やノリに合わせることができず、空気が読めなかったので小学校の時から仲の良かった友達に何度かフォローしてもらっていました。それでも僕みたいな変わり者が好きと言ってくれる子がいて友達になれる子はいました。でも高校に行ってからは人間関係の雰囲気がガラッと変わりました。小学校、中学校の頃のように人間関係で助けてくれる友達がいなくて、同じクラスの生徒の子に相手は面白おかしくいじるつもりが私の感覚ではいじめられていると思いました。だから学校には行かなくて、好きな部活だけに行って学校を一緒に休んでくれる子といました。「学校をサボるのはダメだよ」と言ってくれる子もいましたが、自分の気持ちも分からないのにうるさい人だと思う事しかできなくて、その言葉を受け入れませんでした。

自分が楽な道ばかり進んで行った結果、私は学校やめて通信学校に編入することになりました。新しく入った通信学校では友達ができて私の価値観やノリを分かってくれる友達がいました。その学校には毎日行くことができました。通信学校では自分が楽でいられる人間関係を上手く築いていく事がたまたまできました。今思うと築けたのは偶然だと私は思います。

社会とは…

そして通信学校を卒業して会社に入りました。そこでは僕が困る事が多々ありました。自分の考え方やノリ、コミュニケーションの仕方が正しいと思い込んでいたので仕事はできていても私は会社の上司から、はみ出し者みたいな扱い方をされてしまいました。そのせいで、私は独りになることが多くて孤独がこんなにも辛いのかと実感しました。だから「このままでは自分の心が持たない」と思ったので色んな人と向き合って行こうと決心しました。なぜ、上司と上手くコミュニケーションができていないのか色々考え、過去を思い出してみると学生の頃に自分の考え方やノリが合わない人に対して、私も上司と同じ対応をしていたかもしれません。だからこれを機に私は極力、人に合わせるようにしました。その結果、上司の態度は変わり、今まであまり仲良くなかった会社の同期の人の態度が変わりました。これを「社会」というものなのかなと私は思いました。

私がこの考え方になれたのは、就労移行支援事業所に通っていたからです。そこでは人とのコミュニケーションの勉強や自分と向き合う時間があり、その取り組みを一番頑張りました。だから、自分を変えられたと思います。就労移行支援事業所でその取り組みを頑張った理由は、幼い時からどうしても人とのコミュニケーション能力が欠けていたからです。例えば、相手の言う事の意味が分からない時があり、親や友達が怒る理由が私には分からなくて、ずっと自分が正しいと思っていました。他にも会話をしている時も自分のペースでしか話せなかったので、相手の気持ちに聞く耳を持つことができませんでした。だから、学生の時は自分のペースで喋れる友達としかいれなくて、社会に出てから自分と気が合わない人の事や、その人がなぜ怒るのかも分かりませんでした。だからコミュニケーションが上手く出来なかったのです。だから、就労移行支援事業所の自分と向き合う取り組みは私にとって必要だと思ったので一番頑張りました。

まとめ

私は小学校～高校の時まで、自分と価値観の相違があるとその人の事を受け入れられなくて年々と自分の世界に閉じこもってしまうようになりました。でも社会に出てからそれが孤独につながりました。私みたいな考え方の人がいたとしたら、もう一度自分の考え方を見直してみて下さい。早い段階で気が付ければ後々、人生が楽に生きられて、自分が見える世界が変わるかも知れません。私の場合は根本的に人が好きだから自分の考え方を変える事が出来ました。人によって抱える悩みは違うと思うので自分にあった対処法があると私は思います。