自己肯定感を高める~体調安定へ

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出典:Photo by Fernanda Greppe on Unsplash

私は自己肯定感が非常に低く、気分の落ち込みから回復するのにとても時間がかかっていました。しかし、就労移行支援事業所に通う中で、職員の方や利用者の方からもらったアドバイスを実践することで、自己肯定感が以前に比べて高くなりました。このコラムでは、そんな私が考える自己肯定感の高め方と、それによりえられるメリットについて書こうと思います。

自己肯定感の高め方

私が就労移行支援事業所で勧めてもらって、効果のあった自己肯定感の高め方について紹介します。

それは「その日にできたことをノートに書いて、読み上げる」という方法です。

できたことを書く際、自己肯定感が低い方は、自分に対して厳しいことが多いと思うので「これくらいのこと偉くもなんともない」と書き出しづらくなるかもしれません。取り組む際のポイントとして、自己肯定感を高める際は、自分に厳しくしないことを心掛けることが重要です。

私の場合は「遅刻せず、事業所に通うことができた」「朝、利用者の方や職員の方に挨拶をすることができた」など、一般的に当然と思われていることでもノートに書いています。

私自身、挨拶をすることや遅刻をしないことは、当然だと思っていました。しかし、これらは心がけないとできないことでもあります。なので、初めはこのような簡単なことから書いてみるのもいいと思います。

また、書き出すだけでなく声に出して読み上げ、耳からも情報を聞くようにするとさらに効果がありました。

事実と思い込みを区別

他に効果があると思う方法を紹介します。

それは「事実と思い込みを区別する」ことです。これをしない場合、思い込みを事実としてとらえてしまい、自己肯定感が下がってしまうということが起きる可能性があります。

誰しも、落ち込んでいるときはネガティブになってしまい、思い込みを事実と誤って認識してしまいまうことが多くなります。なので、気分の波が落ち着き、冷静に判断できる状態になってから出来事を振り返り、事実と思い込みを分けましょう。

自己肯定感が高まることによるメリット

自己肯定感が高くなったことで、感じたメリットを紹介します。

大きなメリットとしては、気分の落ち込みからの回復の速さと体調の安定です。

私は現在も、自己肯定感がすごく高いというわけではありません。しかし、低かったときに比べて、高くなってからは何事も前向きにとらえることができるようになってきています。また、気分が落ち込んだ際にかかる回復時間も非常に短くなり、体調が安定するようになりました。

自己肯定感を高めることは、体調の回復と安定につながります。ぜひ、みなさんも紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか?

黄昏

黄昏

就労移行支援事業所に通いながら就職を目指して日々訓練しています。
5年前に鬱病の診断を受け、その後発達特性がある事が診断で下りる。
特性に対処しつつ、気分の浮き沈みと日々格闘しています。

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