私が考える落ち込む原因とその対処

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出典:Photo by christopher lemercier on Unsplash

私は、小さいことでもひどく落ち込んでしまいます。「なぜ落ち込んでしまうのか」「それに対して対処法はないのか」働き詰めだった日々と現在までの心理状況を振り返り、落ち込む原因と対処を考えてみました。

初めに

みなさんは日々の生活の中で、どんな状況で気持ちが不安定になることがありますか?私の場合は、ミスが小さくてもひどく落ち込んでしまい、他のことが考えられなくなったり、何をすればいいのか分からなくなったりします。

具体的な症状としては、なにかするべき作業があったときに、それ以前にあったするべきことを忘れて、後で指摘されて落ち込みます。また症状がよりひどくなると、家で寝たきりの状態になることもあります。ひどく落ち込む原因は、定期的に気持ちを整理してこなかったことだと思います。

今回は、どうすれば気持ちの整理をすることができるのか、落ち込む原因と対処を私なりにいくつかご紹介します。

落ち込む原因を考える

まず落ち込む原因を「時間」「環境」「人間関係」「手順」にわけてみます。

「時間」では、期日・期限がせまっていて、どこから手をつけていいのかわからなくなる。焦りや不安からまともに考えることができなくなります。十分な睡眠時間がとれていません。

「環境」では、初めて働く場所で緊張や萎縮してしまう。常にあとで怒られるのではないかと考えてしまい、余計なことはしないようするあまりミスを繰り返す。忙しい日が長く続くと目先の作業こなしていくのに精一杯になる。過去を振り返ると労働時間が月300時間以上いくことがよくあり、労働基準監督署の方がこられて指摘もしていたので、まともな環境ではなかったのかなと今では思います。

「人間関係」では、初めてする作業を具体的な説明が入らず突然まかせられたり、一気に長い説明を入れられたりするのが苦痛です。報連相が苦手です。気遣いしすぎて遅れて伝えてしまう。指摘されて落ち込んでしまいます。

「手順」では、優先順位の立て方がわからない、もしくは立て方が間違っている。仕事をこなしたとしても間違いではないのか自己否定を繰り返す。ひとつのことに集中しすぎると周りが見えなくなり、時間配分を忘れてしまいます。

わけて考えてみると、時間に余裕がなかったり、あったとしても自己否定をはじめてしまい気持ちを整理できていなかったです。環境面では、怒られることに対して萎縮し受け身気味なり、新しいことに対して回避的になってしまいます。「なんでそんなこともできないの」「給料泥棒」「お前、雇うと人件費高くなるからやめろ」「やめたかったらやめてもいいよ」と心にもないことをいわれると、なにもいえなくなります。無職になったときに親に同世代の人と比較されて辛くなりました。

心理状況を踏まえて対処を考える

先ほどの心理状況を踏まえて、それぞれに対処を考えてみます。

「時間」では、期限が迫る前に周囲に助けを求めるようにする。助ける方法もあらかじめ相手と共有する。席を外す時にはメモをして何をするのか書き残す。予定を立てておいて関係者と共有する。進歩報告は時間を決めて共有する。休憩時間を取るためにするべきことを整理する。

「環境」では、信頼できる上司に現在の仕事量について相談する。家族や友達に相談することで気を紛らわす。

「人間関係」では、やったことのない作業はまず説明を受けてから、業務に取り掛かる。気持ちや感情のアウトプットを意識して話してみる。相手に今緊張していることを伝えることで少しだけ落ち着くことができます。高圧的に話してこられた場合は、マイナスの感情が強くなる前に家族や友達に相談するようにします。もやもやしていることがあれば精神科に相談します。

「手順」では、優先順位を立てて、他人と相談する。無駄な作業を把握して減らす。

日々落ち込む原因を把握し、対処を考えることで、未然に減らしていくことができると思います。そしてなにより、生き生きと働くことができます。

おわりに

ここまで「時間」「環境」「人間関係」「手順」の4つに分けて原因と対処を紹介しました。私は職場内で暴言にさらされ続け、仕事辞めても親から早く働けといわれるようになりました。働こうにも私自身ではどうにもならなくなり、寝たきりになったのです。ただ、寝たきりになった場合はそっとしておいてほしいです。

あくまでも私が今まで経験してきたことから考えだしたものですが、少しでも参考になったのなら幸いです。

ネコネコ

ネコネコ

退職後メンタルを壊し約2年程家に引きこもっていました。
その後精神科につれていかれて自閉スペクトラム症と診断。
現在は就労移行支援でストレスマネジメントやコミュニケーションに取り組んでいて
社会復帰を目指しています。

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