オンラインサロン『障害者ドットコムコミニュティ』が始まりました!〜HSPと、ともに。<vol.59>
その他の障害・病気 暮らしHSPと、ともに。vol.59 <毎月1日連載>
北新地のクリニックの火災がきっかけで設立したオンラインサロン、障害者ドットコムコミニュティ。3月1日から始まりました。応援していただいたすべての方々、会員になってくださったすべての方々、ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。皆様に出会えたことが、とても嬉しいです。
私は、普段は計画相談支援という福祉サービスの、ピアサポーターとして面談に同席させていただいています。リカバリー体験などをお聞きしたり、自分の似たような辛い体験談を話したり、面談は、私にとってもとても役に立つし、楽しいことも多くあります。
北新地のクリニックの火災で、弊社の計画相談支援サービスを利用されていた方が巻き込まれてしまいました。現場に手を合わせた時に、私はこの事件と生きていくことを誓いました。二度とこんな悲しい事件が起こらないようにしたい。精神疾患や発達障害に対する差別や偏見をなくしたい。孤立や孤独をなくしたい。ひとりで苦しみ自死される方を救いたい。今まで、苦しまれる方々の心の叫びを聞いてきた中で出した答えが、このオンラインサロンです。
私は、このオンラインサロンの交流会の空気感が大好きです。皆様とても温かく居心地が良いのです。事件はとても悲しいですが、不思議な巡り合わせ…出逢えたことに、本当に感謝しております。私にとっても大切な居場所で、交流会がいつも待ち遠しいのです。事件直後からずっと取材をしてくださる記者の方々も、皆さんとても熱心で温かいのです。取材に取り組まれる姿に心打たれます。
オンラインサロンの交流会の中でも、心に残る言葉が多くあります。内容は非公開なのですが、一部ニュースなどで、ご本人に許可を得て放送されたものの中からですと、「皆が同じ背景を背負って繋がっている安心感、リワークプログラムの雰囲気に似ている。」また、一緒に運営に携わっていただいております、西澤院長の妹さまの、「兄の活動をなくしたくない。兄のように診察はできないが話を聞くことはできる。兄の話が聞けて嬉しかった。兄も今、一緒に話を聞いていると思います。」というお言葉にも、心を打たれました。私と夫は、オンラインサロンをつくって本当に良かったと、おこがましいですが、西澤院長の意志を引き継ぎたいと思いました。
メディアの方々も、このオンラインサロンの良い雰囲気をどうしたら伝えられるか、日々、熱心に考えてくださっていて、とてもありがたいです。また、元患者様や私が事件のニュースで、火事の炎のオレンジ色、ブルーシートや容疑者の写真がトラウマになり、眠れなくなったり、食事もできなくなったことなどお伝えすると、改善に向けて考えてくださりました。そのお気持ちも、嬉しかったです。
元患者様からお聞きする西澤院長のお話は、とても素晴らしく、私も日々の仕事の中で少しでも参考にさせていただきたいと思っています。もちろん、まだまだですが。また、先日オンラインサロンメンバーさんが、北新地の会社にふらっと来られました。リアルでお会いできた事も、とても嬉しかったです。コロナが落ち着いたら必ず、リアル交流会もしたいと思っています。
精神疾患や発達障害を抱えていると、日々生きづらさを感じます。悩まれておられる方も、本当に多いです。少しでも生きやすい社会になるように、微力ですが、これからも頑張っていきたいです。
また、4月15日は、交流会のゲストにADHDを公表されている書道家の武田双雲さんをお迎えして、発達障害について皆で楽しく語る会を開催します。障害当事者、支援者関係なく、どなたでも楽しめるオンラインサロンを目指します。皆様のご参加をお待ちしております。
障害者ドットコム コミュニティ/GoodMorning by CAMPFIRE
https://community.camp-fire.jp/projects/view/544022
その他の障害・病気