メンタルマネジメントとは?緊張のストレスに強くなるために
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みなさんは、メンタルマネジメントという言葉を聞いたことはありますか?精神面が関係してるのではないかと思ったあなた、、、。そのとおりです!
メンタルマネジメントとは、心の面における自己コントロールあるいは、自己管理を意味します。具体的には周囲からのプレッシャーを克服する、ここぞという時に注意を集中させる、必要に応じてリラックスする、最適な水準まで緊張を高める、というのを自己コントロールするのです。
メンタルマネジメントが日本で使用されるようになったきっかけは、1985年にオリンピック強化対策として「スポーツ選手のメンタルマネジメントに関する研究が日本体育協会のスポーツ医科学委員会内で発足されてからです。従来の“根性”や“忍耐”といった一般的な精神論を覆し、今となっては、仕事前に行う方も少なくありません。
呼吸法
・緊張、不安な時は呼吸が浅く不規則になります。自律神経系の「交感神経」が働きすぎると緊張してしまいます。「副交感神経」が働くとリラックスします。息を吸う時に交感神経が優位に働き、吐く時に副交感神経が優位に働きます。呼吸をコントロールすることで自ら自律神経をします。
呼吸法の手順
①仰向けで腹式呼吸をします。鼻からゆっくりと吸い込む。下腹一胸まで充分に吸う。(4秒)
②息を充分に吸いこんだまま止める。(4秒)
③細く長い息を口から吐きながら、お腹をへこませる。(8秒)
④繰り返し
*吸:涼しい空気や首、肩の緊張感を意識
*吐:唇の温かい空気の流れや首、肩の緊張感が抜けていくような楽な感じを意識します。
イメージリラクゼーション
自分が心身共にリラックスして気持ち良いと感じる状況を五感を用いてイメージする。いつでもどんな状況に置かれてもイメージできるようにしておく。目をつぶり頭でイメージする。
例)
視覚(何が見える)→海
聴覚(音)→波の音
嗅覚(におい)→温かい潮のかおり
味覚(食べ物、飲み物)→レモンのかおり
触覚(温度、手触り)→夏の黄昏時の涼しい風
呼吸法にしてもイメージリラクゼーションにしても難しいことではありませんので暇があれば、ぜひ試していただきたいです。毎日行うことで効果が現れます。
私は極度のあがり症で学生時代にバイトの場所に向かうまでとても緊張して、毎回お腹の調子を崩していました。企業の面接では緊張のあまり自分の伝えたいことが言えず、後悔したこともありました。ですので、そんな時にこそ上記の内容を試していただきたいと思います。
筆者は、障害の特性上、緊張しやすい性格だと診断されましたので、同じく緊張することでストレスを抱えていらっしゃる方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
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