ADHDの頭の中は散らかりやすい~メモが有効!書き出して頭の中を整理しよう
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仕事や家事、やることが多く重なると、あれもやらなきゃ、これもしなきゃと、頭の中がごちゃごちゃしてきませんか?色々なことが頭に浮かんでは消えて、またごちゃごちゃして先に進めず、自己嫌悪に陥ってしまう…。特にADHDの方は、頭の中がごちゃつきやすいのです。優先順位を頭で考えて行動することが特性上苦手なのです。また、一部が気になったと思ったら、そればかりに囚われてしまい、やることに取り掛かれず、くたくたに疲れてしまいます。
作業の前に頭の中を、整理するためメモ帳に書き出そう
頭がごちゃごちゃしてしまったら、いったん気持ちを落ち着かせて、頭の中に浮かんで消えないことを、メモに書き出しましょう。
整理して次何をやるか、一度、書き出すことで気分が落ち着くでしょう。そして書き終わったらそのメモの順番の通りに取り掛かるようにします。
この時何も考えず、ただ順番に進めると、とても早く進みます。家事でも仕事でも、メモは大変有効です。
ADHDの人必見!お助けアイテム
付箋(ポストイット)
朝、会社に来た時、今日やることを順番に書き、机やパソコンの周りに貼ります。仕事が仕上がったらはずしたり、線を引いて消したりと人それぞれの使い方があります。筆者は忘れていけない用事を、蛍光色の付箋に、大きくマジックで書いて、できたら取り外したりして使っています。遠くに貼っていても目立って見えるので便利です。
やることメモ
使い方は、やることを順番に書き出して、出来たら線を引いて消すだけです。ノートに書き込んでも良いけど、最近は可愛いものがたくさん売っていて、選ぶ楽しみもあります。付箋は思いついたことをただ書き出す感じで使っていますが、これは順番に書き出す時に使います。
スマホのメモ機能
スマホのメモは、思いついた時にパパッとメモすることができるうえ、すぐ取り出せるので買い物によく使います。
スマホのアラーム機能、ストップウォッチ
時間の感覚が少し人とズレがちなADHDの人は、やることに集中すると没頭し過ぎてしまいます。音の鳴るアラーム機能や、ストップウォッチをうまく使い、時間管理に使用します。
うつ対策にも、日記に書き出すことは有効!
うつを治すのにも、日記療法など、書き出すことは有効とされます。書くことそのものがストレス解消に繋がります。
また、内省し、自分を見つめる時間を毎日持つことは心を穏やかにします。一日の終わりに、今日を振り返る時間を持つと、自分の行動を客観的に見ることができ、次はこうしようと前向きな気持ちになるでしょう。
書き出すことは、その行為自体がストレス解消になると言われています。何気ない行為ですが、その効果は私たちが思う以上なのかもしれません。
注意欠陥多動性障害(ADHD)