ぬいぐるみ療法とは?~うつ病に効果あり
暮らし うつ病皆さんはぬいぐるみ療法(ぬいぐるみセラピー)ってご存知ですか?ぬいぐるみというと赤ちゃんや幼児が持っているというイメージですよね。ところが、ぬいぐるみにはうつ病を改善させる効果もあるのです。オランダの研究グループはぬいぐるみが持つ大人への癒し効果についての研究結果を発表しています。その研究結果によると、ぬいぐるみには精神状態を落ち着かせ、癒しをもたらす効果があるとわかりました。私は、たまたま小さい時に親に買ってもらって、今でも大切にしている猫のぬいぐるみがあり、たまに抱きしめたりしています。確かに効果大!だなと思います。今回はそんなぬいぐるみ療法の効果などについてお話していこうと思います。
ぬいぐるみ療法の効果
①孤独・不安の解消
人間は何かに触れることで、癒し効果が得られるのです。ぬいぐるみは誰にでも精神状態を落ち着かせて癒し効果が得られるのです。ぬいぐるみに触れることで癒しが得られ、孤独感や不安感の解消につながります。
②自分自身を抱きしめる
ぬいぐるみを抱きしめることは、自分自身を抱きしめることになるのです。ぬいぐるみに自分自身の寂しさや不安、いたたまれなさを投影して抱きしめることで、「自分で自分の心を抱きしめ、癒す」といった感覚になるのです。
③アダルトチルドレン
アダルトチルドレンとは、幼少期の家庭環境のトラウマが原因で、大人になっても深く悩んでいる人のことを指します。その悩んでいた「幼いころの自分」をぬいぐるみに投影し抱きしめることで、癒し効果が得られると考えられています。なお、「アダルトチルドレンにはうつ病患者が多い」と考えられており、両者の関係は密なものだといわれています。うつ病のケアはもちろん、アダルトチルドレンのケア、もしくは両方に悩まされている人のケア方法として、ぬいぐるみ療法は効果的です。
私が実践しているぬいぐるみ療法
①朝一、抱っこし、「おはよう」と声をかけ、外出時「行ってきます」、帰宅後「ただいま」と声をかける。
②就寝時、抱っこ、抱きしめる、頬にあてるなどスキンシップを行う。抱きしめて眠る。
③休日でも1回は抱きしめる。
ここまでお読みいただき、「大人がぬいぐるみを触るなんて恥ずかしい」「精神的に子どものままなんじゃないか」と思われた方もおられるとは思いますが、今ストレスをたくさん抱えている方、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?私はぬいぐるみを抱きしめるとよく眠れます。それは、赤ちゃんや幼児がぬいぐるみを抱っこするとスムーズに眠れるように、大人も不安感が解消されてリラックスすることができるからではないでしょうか。うつ病改善にもなり、オススメです。
参考文献
うつ病を改善する「ぬいぐるみテラピー」とは?
http://www.utsu-s.jp
ぬいぐるみの癒し効果!不安や心配もぬいぐるみで解消できる!
http://omoideya.net
うつ病