ADHDなど発達障害のある人が片付けできるようになる!~「模様替え」の3つの効果
暮らし 発達障害①気分転換になる
自室は私にとって一番リラックス出来る場所です。でも毎日そうかと言われると違います。体調不良や気分不良など嫌な時にもいる場所だからです。そんな時が続くと自室まで嫌いになっていき、リラックス出来なくなる場所になる時もありました。
そんな時によく行っているのが、小物インテリアの配置をかえる事です。携帯・鍵・財布など大事なものを置く用の小物入れは動かしませんが、それ以外の小物インテリアや小物入れや飾りものは移動させてみたり、無くしてみたりします。それだけでも私にとっては嫌だった自室から変化した様に感じて、気分転換の効果がよくあります。
②マイペースでOK!達成感が自信につながる
ADHDの症状で計画的にできない、集中できない、飽きやすい、片付けられない、などがあり、私自身すべて当てはまっています。ですが部屋の模様替えを行う時には、どれも気にする事なく出来るため、私はストレスをあまり感じる事がありません。ある日「あそこはもっとこうした方がよくなるかも」と思いたって作業をはじめますが、その時に完成形イメージや準備、終わるタイミングは決めない事にしています。ただただ自分がやりたい様に行い、その途中で違う作業を挟んでも休憩時間としていて、1~3日かかる事もよくありますが、「よし、終わり!」と思うまでする作業は達成感があり、やり遂げる事が出来たと自信にもつながりやすいです。
③持ち物の把握ができる
部屋の模様替えを行った時に同じ物やどこにあるか分からなくなった物が見つかったりします。その時だけはすぐに同じ物は一緒に置き、それ以外は1か所に集めておいておく様にしています。そして、「いらない」と「保留」に分別作業をしています。保留の物は大きなケースにまとめて入れてしまい、いらない物は処分します。この時にいつも考えている事は「この中に今必要としている物は少ないだろう」という事です。なくて困ったり不安に感じた事はあっても、現在はなくても生活が過ごせていると考えられる様になったからです。でもすぐに決断できない物もあるため保留ケースは大事です。
まとめ
片付けは、発達障害の症状で苦手であるといわれているから、ストレスや負担になるものと思っている時期がありました。ですがこの「模様替え」を通してそうではない、と気付くキッカケになりました。負担に感じる事なく、好きな模様替えを行う方法が見つかったのであれば、他のこれまで「無理だ」と決めつけていた事も実はすべてがそうじゃないかもしれない、と思うようになりました。無意識に自分の行動を、自分で出来ないものと決めつけている生活はなんだか窮屈で生きずらくしているだけではないかと思うようになり、現在は自己分析をする意欲につながっています。
発達障害 注意欠陥多動性障害(ADHD)