発達障害がある人は4人以上になると上手く喋れなくなる?
暮らし 発達障害私は発達障害を患っています。私は3人なら話せるのに4人以上になると上手く話す事が出来ません。今回はそのことについてこれは障害なのかと考えたことについてお話しします。
発達障害とは
発達障害の種類としては色々ありますが、いくつか挙げると、不注意、よくケアレスミスをしてしまう(テストでよく名前を書き忘れてしまうまど)、衝動性、TPOに関係なく不用意な発言をしてしまう事などです。私も子どもの頃駄々をこねていて、今では衝動買いをしてしまう事があります。これも衝動性です。他には多動性があり、落ち着きがなかったり良く貧乏ゆすりをしてしまうがあります。
普段生活する分には問題ないのですが、よくやる気がないわけではないのにやる気がないと思われてしまったり、自覚が無いのに勝手に貧乏ゆすりしてしまっていて落ち着きがないなど結構勘違いをされてしまいます。
ですが障害と言っても悪いことだけではありません、計算、記憶力、言語処理能力がずば抜けて高い人など幅広く色んな事に特化している人はたくさんいます。
ジャムも人も同じ!?多くなると情報を選べなくなる
本題に入りますが、皆さんは自分も含め3人なら普通に楽しく話せるのに会話に参加している人数が4、5人以上になってくると急に借りてきた猫みたいにおとなしくなってしまう、こんな経験ありませか?これは発達障害が原因だと私は考えています。脳が適切な情報を選ぶことが出来なくなっているのです。私の中ではこのようなことが日常茶飯事です。
これは私がスーパーでアルバイトをしていた時の体験談です。スーパーではジャムの販売を担当していました。沢山の種類で並べられたジャムと少ない種類で並べられたジャムとでは沢山並べられたジャムは色とりどりで綺麗に見えてお客さんも立ち止まって見られる方も多いです。しかし、購入率は高くありませんでした。一方少ない種類で並べられたジャムは立ち止まって見るお客さんは少ないのにも関わらず購入率は沢山の種類で並べられたジャムよりも圧倒的に多かったです。
ここではジャムの種類のことをお話ししましたが、人でも同じだと考えています。私は自分自身で実感しているのですが3人なら普通に話す事が出来ますが、4人以上になってくると仲の良い友達でも脳の処理能力が原因で情報の取捨選択が出来なくなってしまい、話す事が難しくなるのです。
大人数でも会話ができるようになるために
私は今無職です、いわゆるニートというものですが、では一体誰とどこで話すのかと言いますと、私は今、就労移行支援事業所というところに通っていて、就職に関するサポートをして貰っています。就労移行支援事業所というのは、障害を持たれている方が就職を目指して訓練するために通所しています。就職活動のサポートをしてくれたり、定着支援(就職してからの会社と本人の仲介役)をしてくれています。配慮の点については人それぞれですが、私自身は余り配慮は受けていません(受けているのに気付いていないだけかもしれません)。ですが、為になる事は沢山あります。
主な目的としては就職活動が1人で出来ないのでサポートしていただいたり、人としゃべるのが苦手なので克服する為にグループワークやディスカッションのカリキュラムを積極的に受けています。では実際にカリキュラム中は人と話さないのかと言われるとそんなことはありません。カリキュラム中は1組6人で行いますが、自然と話せています。むしろ私の方からグループの人に話しかけています。これはグループやディスカッションと言った話の枠組みがあるからなのです。これは枠組みの中でテーマは違っても皆同じ目標があるからなのです。その目標というのはそれぞれ一つの答えを皆で導きたいというベクトルが同じだからです。
プライべートではそれができません。それは各々の話したいこと聞きたい事のテーマ・ジャンルがバラバラで情報処理が出来なくなってしまうからです。そのため、私は人と話す事が好きなのですが、他の人たちの会話の途中から会話に入るというのが苦手です。ですが友だちにはその事を話して理解してもらい、なんら変わりなく受け入れてもらっています。
会話を克服する方法は、まず無理なら無理に入らなくてもいいという事、1対1の会話は大丈夫という場合その空間を作っていけば話しやすくなります。後は身ぶり手ぶりを加えることで脳を活性化させるというのも1つの方法だと考えています。
発達障害