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自閉症児と母親の関わり方〜素敵な子どもを育てよう
出典:http://www.photo-ac.com
自閉症児にはさまざまなタイプの子どもがいます。重い知的障害をもっている、知的障害ではないが自閉症である、などです。子どもの母親もそれぞれの育成方法、生活環境などがあります。母親のよい接し方、母親の仕事について下記にまとめました。
自閉症児に対する接し方の例
母親もそれぞれの育て方があります。例をいくつかあげてみました。
・分かりやすい言葉で静かにはっきり話をする
・急な環境の変化や変更をしない
・自閉症児のこだわりが強いのでそのことを認めてあげる
どんな行動をすれば自閉症児に思いが伝わるかを考えて接することが大切です。また、手や爪をかんだりなどしているときはストレスが溜まっているかもしれません。長期間続くようであれば病院などに相談を行くことを検討してもよいでしょう。
母親の仕事
現在就労時間8時間のフルタイム勤務の母親もおられます。保育園では、お迎えが遅くなる時に延長保育をおこなっているところも多くあります。資料を集め、仕事のタイムスケジュールにあう保育園に入園することも1つの案です。経済面で不安があれば特別児童扶養手当というものを市区町村に申請することも可能です。母親の働いている想いの例を下記に挙げています。
・こどもから離れる機会をつくることも母親の精神面においては大切
・お母さんも仕事ができることをこどもに分かってもらう目的もある
専業主婦を希望している母親も多いです。
・家事や育児をしっかりしたい
・時間にも気持ちにも余裕ができる
などの意見があります。
なかには自閉症児を保育園に預けることが難しいとの意見があります。発達障害や自閉症の子ども達などを社会的に自立することを目的とした療育センターもあります。保育士の他に医師や言語療法士などが自閉症児の状況に合わせて対応するところです。様々な施設を利用して、将来子どもが安心して社会生活できるようにしていきましょう。