その他連載コラム
さまざまなバリアフリー〜安心できる生活を目指す
出典:編集部作成
バリアフリーは障害者や高齢者が、安心して生活するために欠かせません。
時代が進むにつれ技術は少しずつ進歩しています。
日本では高齢者の人数も増加傾向です。
現在65才以上の人口が世界第1位となっています。
今バリアフリーはどうなっているのでしょうか?
社会の取り組み
①多目的トイレの設置
車いすの人、高齢者、内部障害者などの人が使いやすい仕組みです。
障害やハンディがなくても利用は可能ですが、障害者が優先して使用することがマナーとなっています。
②駅構内に新設備を設置
目の不自由な利用者のために「音声ガイドシステム」を設置しています。
駅構内の案内を行うものであり、何度も使用することができます。
③電車乗降時の補助
ホームと車両の間に車いすが挟まれないように、駅員が台をもってきて対応します。
車イスの通れる設備が自動で出てくる場合もあります。
歩道の整備も着実に行われています。
昔は車いすが通る幅の狭い箇所が多く見られましたが、現在は広い歩道が増えています。
知って得するバリアフリー豆知識
①バリアフリー便利帳
現在東京メトロにて利用されています。
通路の整備状況、手洗い場の設備場所など、駅の全箇所を記載しています。
他県でも活用が始まると移動がさらにしやすくなるでしょう。
②バリアフリー住宅
普通の住宅では生活に困る人々が安心して生活が行える住宅のことです。
・手すりの装着
・浴室の段差をなくしている
・車いすでも押しやすい場所に電気スイッチ等がある
・傾斜が低い
などが例として挙げられます。
お子様から高齢者まで全ての人に安心して快適な生活を行うことを理想としています。
③バリアフリー旅行
障害のある人は、外出時どのように移動するかなどの悩みが多いと思います。
バリアフリー旅行は、障害をもつ人などでも安心して旅行できるために提案されました。
・リフト付きバスにて移動を行うことが可能である
・トイレ休憩もこまめに取れる配慮がある
・海外旅行では、自宅から空港まで無料で荷物配送してもらえることがある
などが計画例です。
今後普及してくると、身体の負担なく安心して旅行ができますね。
バリアフリーは今後さらに進化を求められるでしょう。
多目的トイレは駅に設置されていない場合があります。
バリアフリーを設置することが難しい箇所も現在多数存在しています。
障害をもつ人が、便利な社会と思えることが理想であるといえるでしょう。