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成年後見制度とは?成年後見制度を利用するポイント

出典:http://www.ac-illust.com


成年後見制度は、精神障害、知的障害、認知症、記憶力に障害がある高齢者など、判断能力が不十分になった人が、普通の社会生活を送れるように、本人の意思を尊重しつつ援助してもらえる制度です。家庭裁判所の審判によって選任された人がなります。

悪徳業者から高額な商品を買わされてしまった場合や、借金をして困ってしまったとき、成年後見人が取り消しできます。成年後見人が取り消しできないものは、日常生活に必要な食料品及び、衣料品の購入や、医療費の支払いなどです。

成年後見制度を利用するメリット



・必要のない商品を買う契約をしても、契約後に取り消しできるので、大切な財産を守ることができます。悪質な訪問販売、通信販売、リフォームなどを契約しても、後から取り消すことができます。
・成年後見人が本人の代理となり、貯金の出し入れや、不動産などの売買ができます。
・後見人は家庭裁判所に定期的に報告をする義務があります。状況を報告した際、何か不適切なことが分かれば、家庭裁判所から指導を受け、改善しなければなりません。改善がないときは、解任されることもあります。


成年後見制度を利用するデメリット



・選挙権を失います。
・会社の取締役や監査役など、会社での重要な地位に就けなくなります。
・弁護士、税理士、行政書士、医師、社会福祉士、介護福祉士などの立場に就けなくなります。
・成年後見人が第三者である場合、成年後見人に対して毎月報酬を払わなければいけません。月額2万円〜3万円程度かかります。(親族である場合、無報酬になることが多いようです。)
・生前贈与ができなくなります。
・成年被後見人は自身の財産を自由にできなくなります。財産の使用は不便になるということを覚悟しなければならなくなります。
・成年後見人が見込み違いだと分かったとき、やめたいときでも、取り消すためには相当の理由が必要となります。


成年後見制度の手続きについて



成年後見制度の手続きには下記の手続きなどが必要になります。

・病院で診断書を作成してもらう
・公的書類や必要書類などを集めて準備する
・管轄の家庭裁判所へ申し立てをする。
・家庭裁判所による申し立て内容の調査が行われる。
・審判書が届いてから、2週間以内に不服申し立てがなければ審判が確定する。



成年後見人制度については、ご本人の財産をきちんと管理しないといけない重要な立場となりますので、慎重に検討しましょう。信頼できる人を選ぶことが重要です。最低でも家計簿をつけて管理できる人が求められます。信頼できる人でも借金がある人は避けましょう。

障害者ドットコムニュース編集部

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